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5月22日、スペイン・バルセロナのカタロニアサーキットでF1スペイングランプリが開催されました。

2011年のF1世界選手権は開幕から4戦連続でレッドブルのセバスチャン・ヴェッテルがポールポジションを獲得していましたが、今回はヴェッテルのチームメイトであるマーク・ウェバーがポールポジションを獲得し、ヴェッテルの5連続ポールポジションを阻止しました。

また、フェラーリのフェルナンド・アロンソとトロ・ロッソのハイメ・アルグエルスアリ、そしてヒスパニアレーシングが母国GPということもあり、観客は非常に盛り上がっていました。

レース結果は以下から。
FORMULA 1 GRAN PREMIO DE ESPAÑA SANTANDER 2011

今回ポールポジション(1番手スタート位置)を獲得したのはレッドブルのマーク・ウェバー。開幕戦から4戦連続でポールポジションだったヴェッテルは2番手からのスタートとなりました。以下、ハミルトン(マクラーレン)、アロンソ(フェラーリ)、バトン(マクラーレン)、ペトロフ(ルノー)、ロズベルグ(メルセデス)、マッサ(フェラーリ)、マルドナード(ウィリアムズ)、シューマッハ(メルセデス)と続き、ザウバーの小林可夢偉は14番手スタートとなりました。

レースはスタート直後、3番手のアロンソがKERSを効果的に利用して先頭に立つ展開。スペイン出身のアロンソがトップになったことで観客のボルテージはいきなり最高潮に。一方、バトンはスタートを失敗して順位を落とすことになりました。これで順位は先頭からアロンソ、ヴェッテル、ウェバー、ハミルトン、ペトロフという並びに小林可夢偉はアルグエルスアリとのバトルののち、コバライネンとの接触によるものとみられるパンクがあり1周目を終えた時点で緊急ピットインを行うことになってしまいます。

その後、上位陣が1回目のピットを終えた時点で順位はアロンソ、ヴェッテル、ハミルトン、ウェバー。ハミルトンとウェバーとの間には2秒の差があるものの、上位3台はそれぞれ1秒以内という接近戦。

2回目のピットストップはヴェッテルが先に行い、次にアロンソとウェバーが同一周回でピットイン。ここでヴェッテルがアロンソを逆転。先頭はピットインしていないハミルトン、それにヴェッテル、アロンソ、ウェバーと続く形に変わります。

26周目にハミルトンがピットインし、ヴェッテルが先頭に。アロンソとウェバーはこの後ろにつく形になり、順位は今度はヴェッテル、ハミルトン、アロンソ、ウェバーに変わりました。

アロンソとウェバーは30周目にも同時ピットイン。ピット作業はレッドブルが3秒台で作業を終える一方で、フェラーリは4秒ほどかかっていて、ここでウェバーが先行しかけますが、アロンソがギリギリのところでウェバーを押さえ込み、順位を譲りませんでした。

可夢偉はパンクしたタイヤの交換後、ハードタイヤで走行していたためタイムがなかなか伸びなかったものの、31周目にセクター1で全体ベストを出します。

バトンはソフトタイヤに交換後、パフォーマンスが上昇。36周目にウェバー、37周目にアロンソをオーバーテイクして順位を上げます。そのアロンソは40周目に4度目のピットストップ。順位はヴェッテル、ハミルトン、バトン、ウェバー、アロンソとなります。

46周目にヴェッテルはKERSに問題が発生したことをチームラジオで伝えます。ちなみに、この時点でリタイアしたのはリウッツィ(ヒスパニア)のみ。

残り16周までにトップ5台がすべてピットイン。ハミルトンはヴェッテルより後でのピットインとなり、ここでの逆転を目指すが叶わず、順位はヴェッテル、ハミルトン、バトン、ウェバー、アロンソのまま推移。ヴェッテルとハミルトンは1秒以内の差での接近バトルを繰り広げます。

61周目、マッサがコースオフしてリタイア。可夢偉は11位走行中だったため、これで10位となりポイント圏内へ。

このあと大幅な順位変動は起こらず、ヴェッテル、ハミルトン、バトン、ウェバー、アロンソのままゴール。ヴェッテルが今季4勝目を飾りました。また、可夢偉は10位入賞。デビューから26戦で13度目の入賞となり、なんと入賞率が50%になりました。

ドライバーズランキングはヴェッテルが大きく数字をのばして118ポイントでトップ、ハミルトンが77ポイントで追いかけています。以下、ウェバーが67ポイント、バトンが61ポイント、アロンソが51ポイント。その次はロズベルグの26ポイントなので、チャンピオン争いはほぼ上位5名に絞られた状態です。

次戦は来週、5月29日のモナコGPです。

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