180万部突破の『夢をかなえるゾウ』作者がつづる、“幸せ”についての4つの物語

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 お金持ちで手に入れたいものをすべて手に入れようとする人と、貧乏だけど今の自分に満足し、周囲に感謝できる人、どちらが幸せだと思いますか?

 そんなことを問いかける寓話が『四つ話のクローバー』(文響社/刊)に載っています。作者は180万部のベストセラー『夢をかなえるゾウ』の著者で知られる水野敬也さん。本作は4つの短い物語で構成され、それぞれ異なる形で成功や幸せを導くための考えや教えが込められていますが、この中から「ハッピーコロシアム」のあらすじを紹介しましょう。

 大みそか、国民の視線を釘付けにするテレビ番組「JHC」、正式名称「ジャパン・ハッピー・クラシック」。これは『日本人はどう生きたら幸せになれるのか?』をテーマに、様々な分野の猛者が熱いバトルを繰り広げる大会です。
 決勝戦に上り詰めたのは、会社社長でメディアでも活躍中のセレブ・真田雄一郎と、ダークホースとして勝ち残ってきた、天海悟。天海の出で立ちはポロシャツ一枚と激安店のジーンズ。華やかで、目に見える「成功」を手に入れている真田の方が有利なのは一目瞭然でした。

 しかし、この二人は激戦を交わします。
 天海は自分の現状に満足し、あらゆるものに感謝を捧げます。その感謝がさらに自分の幸福感を増幅させるのです。
 一方、真田も負けてはいません。「勝ちたい」という執念をとことん燃やし、自分に対する否定的な意見から金儲けのヒントを得るなど、次々に逆境を乗り切っていきます。

 この二人の戦いの結末は――本書を読んで頂くとして、満足せず成長し続けることと、満足して感謝することの関係性の中で、「人間はどう生きたら幸せになれるのか?」という問いに対する答えを、具体的な形で読者に提示してきます。
 また、欲望で走り続ける真田と、感謝の心で立ち止まる天海。
 今の自分の生き方に疑問を感じている人は、両極端な二人の戦いを通して、自分はどちらのタイプなのか、そして自分に欠けているものは何なのか、振り返ってみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部/金井元貴)


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