韓国の男子高校生が性犯罪を非難するラップを発表…ネット上で話題に

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韓国の男子高校生が作曲した性犯罪を非難するラップが、一部ネットユーザーの間で感動を呼んでいる。

男子高校生は16日、『性犯罪メッセージ自作ラップ』というタイトルで、作曲したラップをネット上に掲載した。ラップは2分半ほどで、近年韓国で多発する性犯罪事件を非難した。

ラップは児童性暴行事件を伝えるニュースキャスターの声から始まり、「今日も彼の手はより一層黒く染まる」「通り過ぎる子どもでも大人でも、女なら良い。おまえは今日、私と一晩寝ればいい」「自制が効かなくなった一瞬の犯罪」「彼女に消せない傷を残した」と性犯罪者を批判。

続いて、「遭ってみないと分からない。時間が解決してくれる?」「悪いのは私じゃないのに涙が出るのはなぜ」「どんな言葉でも癒せない」「なぜ私をそんな目で見るの」と被害者の心情を代弁した。

ラップの2番に入ると、「犯人は酒に酔った状態だった。まだ若いことから…」「だれが被害者で加害者なのか分からない」と裁判は被害者の不利益になっているのではないかと主張し、性犯罪事件に対する自分の考えを表現した。

このラップは、多くのネットユーザーの心に響き、コメント欄には称賛する声がたくさん集まった。「現実的な問題をよく表している。この歌詞を聞きながら、韓国社会の性暴力犯罪について考える必要があると思う」「娘2人を育てている母親です。とても感動しました。韓国の性犯罪がこれ以上起きないことを祈りたいです」「こういう学生がいるのを見ると、希望が持てる」「高校生なのにすごい」。

特に、「犯人は酒に酔った状態だった」という部分は、2008年に発生したナヨン事件(8歳の女子児童が男に性暴行された事件。男が当時泥酔状態であったことから刑期が減らされた)を連想させ、多くの人に性犯罪の重大さを改めて考えさせたようだ。


参照:性犯罪メッセージ自作ラップ - NATE
参照:高校生、性犯罪非難のラップを作る - 国民日報

(文:林由美)

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