就職情報会社のディスコは、2012年3月卒業予定の大学生モニター(現大学4年生、理系は修士2年生を含む)2,000人を対象に5月1日〜9日、インターネットで就職に関する意識調査を行い、1,045人(文系男子371人、文系女子277人、理系男子292人、理系女子105人)から回答を得た。

 5月1日現在の学生モニターの内定率は35.2%と、前年同期(47.8%)より12.6ポイント下回っている。
5月の内定率が4割に届かなかったのは、2004年に同社が調査を開始して以来初めて。

 同社では「内定率低下の背景には、東日本大震災により採用数の多い大手企業を中心に選考開始を5月や6月へと遅らせる動きが広がったことが考えられる。ただ、新卒市場が縮小している可能性も考えられることから現段階で判断を下すのは難しく、5月に選考のピークを迎える大手金融機関、6月に選考開始を予定している商社やメーカーなどの動きが注目される」と分析している。

 また内定者のうち、就職先を決定し活動を終了した学生は36.8%で、前年の70.0%から激減。一方で内定を持ちつつ活動を継続している学生は58.6%と半数を超えている。

 5月1日現在で就職先を決定し活動を終了した学生が、早期に就職先を決めた理由は、「第一志望からの内定だったから」が56.3%で最も多く、それ以外の学生は5月〜6月に行われる大手企業を中心とした採用選考の開始を待っている状態が続いている。

企業が求める人材像の変化〜グローバル化と国内市場の縮小で重視される価値観共有能力と行動力
大卒就職活動 過去最低の内定率
2012年就職活動 企業の厳選採用が継続

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