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元祖スーパーモデルの1人として知られるケイト・モス(Kate Moss)の多彩なキャリアを称えるべく企画された写真展が現地時間5月12日、パリの美術館でスタートした。

英国出身のケイトは14歳でスカウトされ業界入りして以来、ファッション界で最も有名なスーパーモデルの1人として数多くの雑誌のカバーを飾ると同時にあらゆる有名ブランドのモデルを務めてきたが、37歳になった現在でも現役モデルとして第一線で活躍を続けている。

そんな彼女の多彩なキャリアを振り返るべく、選りすぐりの写真を集めた写真展「ケイト・モス by ザ・ビッゲスト・フォトグラファーズ」がパリ市内の美術館ラ・ギャラリー・ドゥ・ルインスタントで開催される運びとなった。

同美術館は公式声明の中で「インタビュー嫌いで知られ、いくつかのスキャンダルで世間を騒がせたにもかかわらず、モデル業界における成功例として素晴らしいキャリアを積み重ねてきたケイト・モスは、あらゆる世代の一流写真家たちのみならず、ルシアン・フロイド(Lucian Freud)やマーク・クイン(Marc Quinn)、サム・テイラー=ウッド(Sam Taylor-Wood)といった現代を代表するアーティストらにもインスピレーションを与えてきた。この写真展は彼女の美しさだけでなく知性へのオマージュでもある」とケイトを賞賛している。

この写真展ではランキン(Rankin)やメアリー・マッカートニー(Mary McCartney)、コリーヌ・デイ(Corrine Day)などといった有名フォトグラファーが撮りおろした写真の数々が展示されるが、ファッション写真に加え、中にはドレスのジッパーを悩ましげに下ろすケイトや、男性に囲まれてテーブル・ダンスを披露する姿などセクシーなショットも含まれているという。

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