ウィダーGTガールの岡田智子と高梨麻衣
「SUPER GT」開幕戦が4月30日と、5月1日の2日間に渡って、富士スピードウェイで開幕した。本来であれば4月の頭に岡山で開幕戦が行われる予定だったが、震災の影響で日程が変更に。本来は第2戦として予定されていた富士が、事実上の開幕戦となったという訳だ。

ところが、当日の天候は最悪。予選日は仮設テントまで飛ばされかねないほどの強風が吹き、本戦日はそれに加え、横殴りの雨まで降る始末。気温も春とは思えないような寒さで、レース自体も荒れ模様。ただでさえ薄着のレースクイーンたちは、みなガタガタ震えていた。

だが、そこはプロフェッショナルな彼女たち。持ち前の根性で、カメラの前では笑顔を見せてくれた。そんな「SUPER GT」の レースクイーンを、このコーナーでは連載でお届けする。第一弾となる今回は、GT500クラス「ウィダー ホンダ レーシング」の「ウイダーGTガール」、現役女子大生の高梨麻衣と、身長174センチと、GTレースクイーンの中で最も長身である岡田智子をご紹介しよう。

この二人は共にレース経験二年目。サーキットにおけるキャリアは一緒だが、高梨麻衣は新人扱いとなる。なぜなら、昨年はレースクイーンではなく、GTのイメージガールだったからだ。同じサーキットでコスチュームを着ていても、チームのレースクイーンと、イベント全体のイメージガールとでは立ち回り方がまるで違う。そういったことから、高梨麻衣は新人扱いになるのだ。

一方の岡田智子は、昨年「ENEOS」でレースクイーンデビュー。今年は「ウィダーホンダレーシング」で2年目のシーズンを迎える。彼女がこれまでレースクイーンに選ばれた2チームは共にGT500クラス。実はこれ、結構スゴイことなのだ。

というのも、「SUPER GT」にはレギュレーションが異なる500クラスと300クラスがあり、ワークス系のチームが多く参戦している500クラスでレースクイーンをやる方が“各上”という不文律があるからだ。そのように捉えられる理由の一つが、採用枠の少なさ。

「SUPER GT」のレースクイーンは各チーム4人までという規定があり、その規定枠ギリギリの人数を採用する300クラスに対し、500クラスは進行上必要最低限の2人しか採用しないチームが殆ど。つまり、それだけ狭き門なのだ。

もう一つの理由はオーディションを大手広告代理店が取り仕切っていることにある。ただでさえ狭き門であるところへ来て、豊富な人材が集められるため競争は激化。そんなオーディションを2年連続で岡田智子は潜り抜けて来たことになる。一口にレースクイーンと言っても、サーキットに立つまでのプロセスは様々なのだ。

(文・スタジオ写真/矢沢隆則)


高梨麻衣(たかなしまい)
誕生日1990年04月03日
サイズT166 B83 W59 H87
血液型A型
出身地神奈川県
魅力点あひる口
愛称まいまい
趣味散歩とウォーキング
特技新体操
ブログhttp://gree.jp/takanashi_mai
岡田智子(おかだともこ)
誕生日04月10日
サイズT174 B84 W59 H88
血液型B型
出身地愛媛県
魅力点長身
愛称おかとも
趣味工場・廃墟めぐり
特技科学
ブログhttp://ameblo.jp/tomoko-okada/


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