2012年卒業予定の大学生・大学院生の4月の内々定率が東日本大震災の影響などにより、前年比11ポイント減となっていることが、毎日コミュニケーションズが実施した「2012年卒マイコミ内定率調査」で分かった。

 調査によると、4月時点の内々定率は全体で前年比11.2ポイント減の19.8%となった。東日本大震災により、大手企業を中心に多くの企業が選考スケジュールを後ろ倒しにしたことが原因のひとつと考えられる。

 早期に内々定を確保した学生の今後の動きだが、「内々定先に不満ではないが、他の企業も見たいので続行する」(46.2%)と「内々定先に不満なので続行する」(12.2%)が併せて58.4%と約6割を占め、内々定後も就職活動を継続する意志を示している。前年比でみると13.2ポイント増となっており、採用スケジュールの後ろ倒しが影響した格好だ。
 一方、理系男女は内々定先への満足度が高く、早期に活動を終える割合が高い。

 内々定状況を文理男女別に比較すると、最も高いのが25.8%の理系男子、続いて理系女子20.4%、文系男子19.7%、文系女子14.7%となっている。前年比で見ると、いずれも10ポイント前後の減少となった。

 エリア別の状況では、東北地区が前年比で最も下げ幅が大きく、前年比19.8ポイント減の6.4%と1割にも満たない状況だ。

 調査は、4月27日 〜5月5日に2012年3月卒業見込みの全国大学4年生、大学院2年生のマイナビ2012の会員を対象にWEBアンケートを実施し、8,293件(文系男子2,731人、理系男子2,152人、文系女子2,627人、理系女子783人)から回答を得ている。

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