子供というのは周囲の影響を受けやすいもの。自分の家が貧しくて、周りが裕福であれば、「どうして、うちだけ貧乏なの?」と劣等感を抱きがちです。環境に左右されずに、どうやって子供を育てていけばよいのでしょうか。

 書籍『男の生き方』(PHP研究所)で生活経済評論家の川北義則さんは、以下の4つを実践すべきだと語っています。

 1.必ず家族そろって朝食・夕食をとる
 2.塾に頼らず家庭で勉強させる
 3.テレビばかり見させない
 4.地域の行事に必ず親子で参加する

 「いったい、いつの時代の教育だよ!?」と思うかもしれませんが、これらの項目は、秋田県で実際に行われているものだそうです。

 秋田県は小学校の「全国学力テスト」で、2007年から連続で全国トップに輝いており、体力テストでも全国トップクラス。その理由を探ったところ、上記の4項目を実践していたことがわかりました。こうした事実について、川北さんは次のように述べています。

 「好結果を生んだ要因の一つとして、家庭がしっかりしていることが挙げられた。朝食、夕食を両親や家族とともに規則正しくとる。それは学童・生徒の精神や情緒の安定につながっている。秋田の子どもたちは塾に通う率がきわめて低い。しかしその分、家庭で予習・復習する。テレビを見る時間も少ない。子どもたちが地域社会で役割を演じていて、田舎に行けば行くほど鎮守の祭りにも多く加わっている」

 一見、時代遅れに思われるこうした教育方針こそが、実は必要とされているのかもしれません。



『男の生き方』
 著者:川北 義則
 出版社:PHP研究所
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