セビージャ戦で4ゴールを挙げたのに続き、10日のヘタフェ戦で3ゴールを決めたレアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウド。今季のリーガで6度目となるハットトリックだ。これはリーガの歴史にもなかった快挙である。

ヘタフェ戦での3得点は、2つの目標を達成するのに役立っている。一つはライバル、バルセロナFWリオネル・メッシのゴール数を抜くというものだ。メッシは今季52ゴールを決めており、C・ロナウドを3ゴール上回っている。ただし、リーガではC・ロナウドが36ゴール、メッシが31ゴールと、前者が上だ。もう一つは、マドリーの歴史的記録を打ち破ったということ。1959-60シーズンにフェレンツ・プスカシュ氏が打ち立てた1シーズン47ゴールという記録を塗り替えた者はいなかった。

リーガの残りは2試合。これが、もう一つの記録を破るための2試合となる。1シーズンにおけるリーガでの得点記録、テルモ・サラ氏とウーゴ・サンチェス氏が持つ38ゴールという記録のことだ。

一方、ジョゼ・モウリーニョ監督と幹部のホルヘ・バルダーノ氏は、依然としてお互いをチクリとやりあっている。ヘタフェ戦後、バルダーノ氏はテレビカメラの前に現れ、モウリーニョ監督が話をしないのは本人の希望か、あるいはクラブによる指示なのかと聞かれると、次のように答えた。

「モウリーニョはご都合主義でいつ話すかを決める。彼は自分の周囲に大きな騒ぎを起こした。一歩下がって、自分の周りの“デシベルレベル”を下げることが重要だ」

これに対し、モウリーニョ監督のスポークスマンは、「バルダーノはマドリーのスポークスマンだが、モウリーニョのスポークスマンではない。彼が一歩下がったと言うのは、大きな間違いだ。ジョゼが騒ぎを起こすのは望んだときであり、はっきりと話すだろう」と話している。