復興支援チャリティファッションショー『RUNWAY for JAPAN』 あるモデルの想いに迫る

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5月15日(日)、東京・代々木の文化服装学院『遠藤記念会館大ホール』で、100名以上のモデルと35以上の日本ブランドによるチャリティーファッションショーが開催される。『RUNWAY for JAPAN 東日本大震災復興支援 Charity Fashion Show』と題されたこのイベントは、弱冠20歳の一人のモデルの想いから始まった。

彼の名前は、Tatsuya Lacey(BARK IN STYLE所属)。さまざまなファッション誌に登場する日本とオーストラリアのハーフモデルだ。彼は震災があった夜に「モデルとして何か出来ることはないのか?」と悩み、行動に移すことにした。小さいファッションショーでもいい、まずは動かなくては。

Tatsuyaが相談を持ちかけたのは、現在『RUNWAY for JAPAN』のプロジェクトリーダーをつとめる古川史郎氏。彼はホワイトリボン・ジャパンのプロジェクトなどにも関わるなど、チャリティー関連にも強いファッション界の大物だ。彼に想いを打ち明けたことで、「小さなファッションショーでもいい」というTatsuyaのささやかな夢は、一夜にして大きく変貌してしまったのである。

「モデルを100人集めろ」

Tatsuyaは古川氏のこの言葉に奮い立ち、親交の深いモデル2人とともに、このプロジェクトに挑むことを決意した。古川氏や関係者の努力で日々大きくなっていくプロジェクトを目の当たりにして、Tatsuyaはこのイベントの凄さに気づく。『HANAE MORI』『HIROKO KOSHINO』をはじめ、日本のファッション界をけん引する大御所ブランドまでもがプロジェクトに賛同してくれているのだ。いつしか、一人のモデルの夢はファッション界の願いへと大きく育っていた。

『RUNWAY for JAPAN 東日本大震災復興支援 Charity Fashion Show』ウェブサイトよりTatsuyaはこう語る。「第一に被災地への支援。そして被災地のために何か役に立ちたい、けれども出来ない。そういった鬱屈した想いを抱えるモデル仲間がたくさんいた。彼らのその想いを形にしてあげる、というのが第二の支援なんだ」。そして、当日は福島から東京へ避難してきた子供たちにランウェイを歩かせる企画もあるという。「子供たちに一生出来ないような経験をさせてあげたい」Tatsuyaの想いは深い。

モデル業のかたわら、忙しい時間をぬってこのイベントに尽力しているTatsuyaは睡眠時間を削ってまでこの取材に答えてくれた。有名ブランドのデザイナー陣、モデル達、そして文化服装学院の生徒250人のスタッフ、全ての協力者に感謝の気持ちでいっぱいだ。「大好きな日本のために頑張るんだ!」これから大きなことをやろうとする顔ではない、20歳の純粋な笑顔がそこにあった。

RUNWAY for JAPAN 東日本大震災復興支援 Charity Fashion Show
http://www.runwayforjapan.com/
日時:2011年5月15日(日)15:00〜16:00(14:00開場)
入場寄付金:一般一口3000円〜、学生一口2000円〜(要学生証)
会場:文化服装学院 遠藤記念館大ホール(東京都渋谷区代々木3-22-1)
**当日券のみ。当日12:00:より文化服装学院正面入り口にて発売。
**運営制作実費を除いた収益金は福島県災害対策本部(福島県庁)へ寄付。
**『USTREAM』での生放送も予定。
http://www.ustream.tv/channel/runway-for-japan

※画像は『RUNWAY for JAPAN』ウェブサイトより引用。
※この記事はガジェ通一芸記者の「まつげ」さんが執筆しました。
 
まつげ:日常のくだらないことばかり探して生きています。作家志望で、ライター兼モデル、簡単に言うと「スケールの果てしなく小さい水嶋ヒロ」
 

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