東日本大震災の発生以来、中国のインターネット上でも新聞上でも、震災のニュースが数多く報道されている。中国人ブロガーの莉莉莉周さんがこのほど、自らのブログに「日本の震災に関する考察」と題する文章を掲載した。

 筆者は、過去や現在にどれほどの問題を抱えていようとも、震災のニュースを見るたびに日本に対する同情を禁じえないと述べ、「四川大地震を経験した中国人も地震の被害の悲惨さを知っている。四川大地震をはるかにしのぐマグニチュード(M)9.0の地震と津波の中で、日本人は多くの感動的な場面を展開してきた」と綴った。

 震災後の被災者の行動と姿勢に世界は目を見張った。ある者は「優れた人間性を学ぶべきだ」と言い、ある者は「日本国民の長年の習慣で人間性とは関係ない」というが、筆者は「素養の由来はどうあれ、中国人が学ぶべきものであることは確かだ」と述べた。「四川大地震の際、日本は中国に同情を示し、支援を提供したことを挙げ、われわれは日本に対して冷淡な姿勢をとるべきではないし、日本国民が震災で見せた優れた人間性をよく見て見習うべきだ」。

 筆者は、「すべてを奪い去った災害のなかで日本人は驚くべき冷静さを見せた。しかしそれ以上に私を感動させたのは日本の民間の団結と相互協力だ。震災後、日本では自販機もコンビニも公衆電話もみな無料になった。スーパーで無料で配られる食品も1人で多くを持ち去る者はいなかった。震災後携帯回線が使用できなかった際には、市民は自主的に公衆電話に並んだ。まるでそういうルールでもあるかのように」と述べる。一方で、四川大地震の際、災害に乗じてカネを稼ごうと物の値段をつりあげる者があったことを指摘し、「秩序正しく列を作ることすら、中国では日常でさえできていない」と比較した。

 さらに、中国人は震災に直面した日本の民族精神を目の当たりにし、心から敬服したとし、「われわれの国の民族精神には何かが欠けている。われわれは輝かしい歴史文化を誇ると同時に、欠けている何かを反省すべきではないのだろうか」と批判した。(編集担当:畠山栄)



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