生活充実?それとも労働強化?−−サマータイム導入で働く女性から賛否両論の声があがっている。毎日コミュニケーションズは運営する女性向け情報サイト「escala cafe(エスカーラカフェ」で、サマータイム導入に関する調査を利用者の働く女性にWebアンケートを実施した。

 福島第一原発事故により、夏場の電力使用量の削減が課題となっており、「サマータイム制度」の導入を検討する企業が増えている。調査によると、勤務する企業に「サマータイム制度」が導入されることについては、賛成58.5%、反対41.5%となった。

 賛成の理由には、節電効果を期待して「電力の消費を分散できると思う(29歳/神奈川県/専門職)」「計画停電を避けられるのでは(35歳/埼玉県/販売職・サービス系)」
 温暖化対策も視野に入れた「自然の光を有効的に利用するのは、電力不足問題だけでなく自然環境への配慮にもつながる(24歳/神奈川県/販売職・サービス系)」
 仕事後の時間の充実を期待する「夕方の時間を有効に使える(31歳/大分県/経営・コンサルタント系)」という意見がみられた。

 一方、反対の理由は「どうしても夜遅くなるので、始業時間を早めても終業時間は変わらないと思う(26歳/埼玉県/営業職)」「自分の会社だけ終業しても取引先が営業していたら仕事せざるをえない(28歳/東京都/事務系専門職)」「日本の企業が一斉にサマータイム制度を導入するなら賛成(31歳/愛知県/秘書・アシスタント職)」という労働強化を懸念する意見や「働く部署はすでに普通番と遅番があるので、サマータイム制度を導入すると勤務形態が複雑になって大変そう(24歳/東京都/営業事務職)」など、労働強化への懸念や導入にともなう混乱を予測する意見が多く挙がり、反対の声は根強い。

 また、「子供の保育所の送迎時間の対応が出来なくなる(29歳/京都府/販売職・サービス系)」といった声もあった。

 サマータイムについては、日中の節電効果を疑問視する声が産業界からもあがっており、従業員の意見も踏まえた慎重な導入が求められるだろう。

 調査は、4月に同社が運営する女性向け情報サイト「escala cafe(エスカーラカフェ」の会員を対象に実施し、340件の回答を得た。

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