国民的アイドルグループ「嵐」を起用した定番虫さされ薬のムヒ。ロゴとスローガンを変え、10年後・20年後の目標に向かって突き進む意気込みを、CMの魅せ方や色の効果から取り上げてみました。


皆様こんにちは。カラーコンサルタントRosaの山田美帆です。

GWも終わり、夏に近づいてきたなと思う今日この頃、TVでは早速虫さされのCMが流れています。
今回注目したのは、あの国民的大人気グループ「嵐」の相葉雅紀さんが出演中の「ムヒ」です。

「ムヒ」といえばかなり昔からあるお薬で、「虫さされ・かゆみ止め」の定番になっています。しかしこのムヒ、従来の「ムヒかゆみを科学する株式会社池田模範堂」から、「肌を治すMUHI」へとロゴとスローガンを変え、お肌を治すスペシャリストへと変わろうとしています。

今回のこのロゴとスローガンには・・・

皮膚治療薬事業に専念し、効き目重視のモノづくりにこだわる思いが込められています。
ロゴ「MUHI」のMのハネに特別な意味があり、クリーム剤をイメージさせるとともに、全ての商品にひと工夫が盛り込まれた独自性を持った企業であることを表わしているそうです。

確かにCMでも、最初は指でMのハネをクリックする場面から始まります。このようにはじめから、新しくなったロゴとスローガンを出すことによって、どこの会社のCMか認識してもらえます。
しかも白地に赤という配色は、見る人を元気づけ、活発な気持ちにさせます。そしてこの配色、日の丸の色と同じため、日本人の多くが好きなのです。というのも、人は見なれている配色に好感を持つ傾向があります。


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