ローカル線に“萌え妖精”が誕生、千葉・いすみ鉄道に「上総いすみ」。

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房総半島の中央を横断する千葉県のローカル線・いすみ鉄道。菜の花をイメージした黄色い車両が特徴で、一面が菜の花に覆われる春の里山を走る姿は、多くの鉄道ファンに親しまれている。そんな同鉄道が今年1月から3月まで、アニメ・マンガ系クリエイターの総合情報サイト「TINAMI」と共同で実施していた「TINAM×いすみ鉄道 菜の花満ちる“い鉄っ娘”キャラクターコンテスト」の結果が発表され、“萌え妖精”の「上総いすみ」(かずさいすみ)が公式キャラクターに決定した。  

「上総いすみ」はイラストレーターの月邸沙夜(げってい さや)さんが手がけたキャラクター。「上総国(いすみ鉄道が走る千葉県南部の旧国名)のかみさまに仕える“菜の花の精”。いすみ鉄道を引退した『いすみ204号』(2010年に引退。現在はいすみ市内のぽっぽの丘に展示)に頼まれ、いすみ鉄道を見守るためにやってきた心優しい妖精」という設定で、ベテラン気動車「キハ52」と仲が良く、その車体を模したポシェットと、“菜の花”を模した振袖がトレードマークとなっている。

このキャラクターはいすみ鉄道の公式キャラクターとなるため、今後は各方面でPR活動を展開。「上総いすみ」が登場するポスターなどを各駅に掲示するほか、キャラクターグッズなどの製作・販売も行う予定だ。

いすみ鉄道は上総中野〜大原を結ぶ、全長26.8キロのローカル線。前身はJR東日本の木原線で、1988年から第3セクターとして再出発した。その後、2007年には一度廃線が検討されたが、社長の一般公募やオリジナルグッズの開発、嘱託社員として働きながら列車運転免許を取得できる「運転士養成プラン」などユニークな施策を次々と導入。2010年に存続が無事決定している。