理想的なリーダー像とは何か?今こそ『ジャッカス』のアイツに学べ!

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4月某日、避難区域となっている住民が暮らす福島県田村市の避難所を訪れた菅直人首相が、去り際に「もう帰るのか?」と被災者に詰め寄られる事態が起こった。その一部始終がニュースで何度か流され、一国の総理が市井の人々にののしられてしまう映像は、かなりのインパクトだった。国民を導くリーダーの資格について、議論が起こる事態も無理はない。

政治的な立場に立ってリーダーシップ論を語るつもりはないが、そのシンプルな意味で、理想的なリーダー像とは何か?今一度考えてみたくもなる。そんな時代に公開中の映画『ジャッカス3D』を観ていると、フロントマンのジョニー・ノックスヴィルに強く惹(ひ)かれてしまうのだ。飛び出すゲロや汚物、リアルなチ○コが飛び出すような超低俗・オゲレツ映画の『ジャッカス3D』を引き合いに出すなどフザけるなと言われそうで、その点反論はしないが、『ジャッカス』全シリーズを振り返って見えてくるモノは、ジョニーという男あってのバカ企画であるということ。ジャンルは政治ではなくバカだが、強烈なカリスマ性がなければ成立はしなかっただろう。

すなわち、1.自ら範を垂れ、体を張って挑戦する。2.最初のノリからブレず、変わらない。3.楽しむことに手を抜かず、全力投球。4.部下のworksに最大限の理解を示す。そして、5.徹底的にバカであるということ――。これらがジョニーを魅力的なリーダー足らしめている要件であり、同シリーズを支えるジョニーの人間力の内訳だろう。人心を掌握するリーダーには必要な要素ばかりで、それを満たすジョニーの存在は、カンタンには無視できないはずだ。巨大なハリボテの手で通行人を全力で弾き飛ばして笑い転げているような男などに「ついていけるか!」と言われれば、これまた反論はしないが、彼は彼の持ち場で最大限の能力を発揮して、自分の仕事をまっとうしている。大事な点は、そこなのだ。

そもそも、小学校低学年レベルのイタズラを大人が真面目にやっている同シリーズなどに、高尚な学びなどないというご指摘もごもっともだ。しかし、果たして本当にそうか? 学びがないのではなく、学ぼうとしていないだけでは? 高いプロ意識に裏打ちされたジョニーのエンターテイナー精神は見えないだろうか? ジョニーの勇姿の中にリーダーシップ像を見つけてみてはもらえないだろうか?

ジョニー・ノックスヴィル

映画『ジャッカス3D』は、2011年5月6日(金)より、全国順次“3D”公開中!

■ 参考サイト
ニフティ映画 (http://movie.nifty.com/

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