福島原発取材の韓国TV局職員「被ばくで染色体損傷」と報道 / 近日中に精密検査

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福島原発事故による放射性物質の流出を受け、お隣の国、韓国はこの問題に最も敏感に反応しているのだが、このほど被害者が確認されたとし、国民に不安が広がっている。被ばくしたとされるのは、東日本大震災の取材で被災地を訪れたKBS映像制作局に勤務する41歳の男性だ。放射線の影響により、染色体が損傷したと報告されているのである。

この男性は、撮影監督として地震発生の翌日の3月12日、番組「追跡60分」チームとともに日本へ出発。福島原発で事故が確認された当日には、その付近を取材中だったという。 その後、帰国して原子力病院で検査を受けた結果、放射線の被ばくにより一部染色体が損傷しているとの結果が伝えられたのだ。

この結果を受け、彼は自身のTwitterを通じて「私は本日、被ばくしているとの公式結果を受け取った」と告白している。また「現地では、日本政府が危険区域と指定した場所には入っていない」とし、自らの行動は安全が保証されていたことを主張しているのだ。

彼の被ばくレベルについては「低い」とする一方で「精密検査は必要がない、と話した医師の言葉は信用ならない」と不安を吐露している。 また労働組合は、「震災取材については、安全問題を指摘していた」とし、各テレビ局へ事前通告をしていたと主張。「これを無視する形で取材を強行した結果、憂慮していたことが現実となってしまった」と、KBS側の危機管理の問題点を指摘している。

なお男性は、今月11日に精密検査を受ける予定であり、KBS広報担当は「あらゆる手段を用いて、治療を行う」として、男性の健康回復に万全を期すとのことだ。

参照元:NEWS EN(韓国語)

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