【懐かしいアニメ特集】「夢のクレヨン王国」を考える。

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ありのままに(画像:amazon.co.jp
© 福永令三・講談社・東映アニメーション)

最近、日刊テラフォーでは現在放送中のアニメ作品のレビュー記事が増えています。その中でも個人的には「アスタロッテのおもちゃ!」という作品を特に注目しています。

さて「アスタロッテのおもちゃ!」ですが、明らかに深夜放送のアニメマニア層向けの作品(設定からしてサキュバスの後宮候補として人間界から召喚された男性とサキュバスの王女との物語という点からも低年齢層向けとは言い難いです)ながら、極めてハートフルな内容でかなりの人気を博しています。

その「アスタロッテのおもちゃ!」を視聴していて、以前似たようなアニメ作品を視聴していたような既視感がありました(もちろん完全新作なので再放送というわけではありません)。そこで以前視聴していたアニメをここ1週間くらいで一通り再確認してみましたところ、「夢のクレヨン王国」というアニメ作品が出てきました。
「夢のクレヨン王国」とは?「夢のクレヨン王国」とは福永令三先生の児童文学を原作としたアニメ作品で1997年9月からテレビ朝日系列へ日曜日朝の時間帯で放映されていた作品です。

「夢のクレヨン王国」では死神がクレヨン王国の国王・王妃を呪いで石化させてしまい、その呪いを解くため娘のシルバー王女が旅に出るというストーリーです。

そのシルバー王女と共にストンストン・アラエッサ、12名の野菜たちが旅を続けるのですが、基本的に4~5話の連続した物語の中での事件を解決する中でのハートフルなストーリーが低学年層向けとは思えないくらい良く練り込まれ、かつ殺伐としたシーンが殆ど無いのでファミリー向けでもある内容でした。

※ゲーム作品で言えば「サラダの国のトマト姫」に近いイメージのような気がします。

即ち、本当に素晴らしいアニメ作品は低学年層向けという枠に収まらず、万人に対しても素晴らしいと思われる作品なのでしょう(福永令三先生の原作も素晴らしいです)。

「夢のクレヨン王国」が放映されていた時間帯は「プリキュア」シリーズに引き継がれていますが、個人的には「夢のクレヨン王国」の新シリーズを再び視聴してみたいと願っています。

▼外部リンク

DVD-BOX「夢のクレヨン王国」公式HP
夢のクレヨン王国 DVD-BOX

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