テキスト系妄想メディア「ワラパッパ (WARAPAPPA )」より


以前書いた記事を覚えているだろうか。「隣の席に歌丸さんが座りオープニングが始まった」時に関する記事である。この状況は、笑点の観覧へと赴いた者誰もが起こり得ることである。
歌丸さんが隣に座る、それはイコール、いきなりのテレビ出演を意味する。そのような事態に直面した場合、どのように振る舞うべきか、視線はどこへ向けるのが良いのか、どんな表情が良いのか、メイクはナチュラルで良いのか等々、様々な疑問が頭を巡り始め、どうすれば良いのかわからずパニックになる可能性がある。
そんな時でも慌てず対処できるようにと、いくつか行動パターンをあげ、その長所と短所を書いたわけだ。

『笑点』の観覧時に歌丸師匠の横の席になってしまった場合について
http://warapappa.jp/archives/1304904.html

とはいえ、どれも自分に合わないものばかりだったという方もいるだろう。そこで今回は選択肢を増やすために続きを書くことにしよう。追加分の中から自分にとって最良の行動を見つけ出して頂けると幸いだ。



■頭にリンゴを載せて座る

オープニング挨拶をする歌丸さん。その横に座ってじっとする。これだけだと特に変わった行動ではないが、頭にリンゴを載せているとなると話は変わってくる。誰もがウイリアム・テルの話を思い出し、はたしてあの頭の上のリンゴを射ることができるのかと視聴者はハラハラドキドキをすることができる。しかしそちらにばかり興味がいってしまい、歌丸さんの挨拶を誰も聞いていない状態になり、歌丸さんが可哀想なことになるので推奨できる行動ではない。


■咳払いをする

歌丸さんが挨拶をし始めたら咳払いするという手軽にできる行動である。この行動により歌丸さんが「あれ、なんか俺、まずいこと言っちゃったのかな」とか「もしかして俺、隣の人に迷惑かけているのかな」と気にし始めること間違いない。また似たような方法に歌丸さんに向かって目配せしたり変な顔をしたりする方法もある。「俺、なんか話合わせなければいけないことあったっけ?」とこちらもあれこれ思案し始めるだろう。どちらにせよ挨拶の妨げになる行動であり、あまりお薦めできるものではない。


■涙を拭く

歌丸さんが挨拶している横にて、ハンカチで涙を拭う。「もしや、何かあったのか?」と視聴者に思わせることができる。また歌丸さんがいつも通り挨拶すればするほど気丈に振る舞っている印象を与えることもできる。「歌丸さん、頑張って!」「ファイト!」との掛け声が起こるだろう。このように視聴者の興味をひきつつ歌丸さんの好感度をあげることができるが、ただ観覧に来た身でそこまで番組のことを考える必要はないとの意見もある。


■シートベルトをする

歌丸さんの挨拶中にシートベルトを締める。この行動は視聴者に安全を訴えることができる。同時に何かあった場合に会場外へ投げだされることを防いでくれるために、自分の身を守る意味でも大切な行動だ。一方、自分だけシートベルトがない歌丸さんは「もしかして今からこの会場はアトラクションのように動き出すのではないか?」などと不安になる。これでは挨拶に身が入らなくなってしまう問題点がある。もしもこの行動をとるのならば、歌丸さんの席にもシートベルトがあるかどうか確認してから行ってほしい。


■立つ

歌丸さんの挨拶が始まっても席に座らずにずっと立ち続ける。この行動はどこか体育会系を感じさせ、厳しい芸の世界の一面を視聴者に見せることができる。しかし、学校で廊下に立たされるように、歌丸さんに怒られ罰として立たされているようなにも見えてしまう。これだと歌丸さんの優しいイメージが崩れてしまう可能性もあるので、一概に良い行動とは言えない。


■矢が刺さったまま立つ

先の「立つ」にアレンジを加えた行動がこれ。雨のように飛んでくる矢から歌丸さんを守るために盾となって身体で受け止める。かの有名な「弁慶の仁王立ち」を彷彿させる行動である。視聴者はあなたの姿に感動し、涙で何も(特に次に控える「おぼん・こぼん」などが出る演芸コーナー)見えなくなるだろう。ただ、大量の矢とそれを射る人をあらかじめ用意することが難点か。


■金剛力士像のように立つ

こちらも「立つ」をアレンジしたもの。この行動はひとりではできないために、歌丸さんの両隣同士で協力しなければいけない。二人とも上半身裸になり、怒りの表情をして、歌丸さんを挟むように立つのである。ひとりは口を開き、もう一人は口を閉じて威風堂々と構え、笑点の収録会場に侵入してくる敵から歌丸さんを守る姿は圧巻である。ただし見栄え的に筋骨隆々である必要があるために、身体に自信がある人以外は難しい。


■風船を持って耳を塞ぎながら座る

片手に大きな風船を持ち、もう片方の手で耳を塞ぐ行動だ。歌丸さんの挨拶が始まると同時に風船が膨らみ始める。オープニングの間、風船はどんどん大きくなっていく。「早く挨拶しないと風船が割れちゃう!」と歌丸さんが焦ってしまうので、できれば避けた方が良い行動だ。同じ風船を使うのならば、膨らませた風船でトイプードルを作り渡す方が歌丸さんの笑顔が見れるはずだ。


■ベンチコートを着てアップする

歌丸さんが挨拶している間、身体を動かしてアップする行動である。歌丸さんが監督で両隣がサブの選手という、まるでサッカーのベンチのように見えることだろう。歌丸さんの指示があればもちろんのこと、なくても進んでアップし、出場をアピールすることも大切だ。とにかく大喜利メンバーが怪我をした時、いつでも出られるようにしておくこと。


■子供抱いて「シーッ」と言う

歌丸さんが挨拶を始めると「シーッ」と言って、子供が寝ているアピールを行う。歌丸さんは「すみません」といった顔をした後、小さな声で挨拶し始めるだろう。するとまた「シーッ」と言って、子供が寝ているアピールをする。結局歌丸さんは挨拶断念することになるが、赤ちゃんのかわいい寝顔には敵わず、そっと会場の電気を消すことだろう。


■猫の鳴きマネをする

歌丸さんの挨拶中にガタンッと物音を立てる。「何事だ!」と歌丸さんがこっちを見るや否や、「ニャー、ニャー」と猫の鳴きマネをする。歌丸さんは「なんだ、猫の仕業かあ」と挨拶の続きに戻るはずだ。


■『広告スペース』と書いておく

高視聴率番組の笑点、広告を出せばその効果は絶大だ。歌丸さんの両隣の椅子を『広告スペース』にすれば、次週には「ケロリン」や「過払い請求をしてくれる弁護士事務所」の広告などで溢れることだろう。


■ペットボトルを置いておく

会場に猫が入ってきて、歌丸さんの挨拶を邪魔したら大変! そこで考え出された猫避け対策。


■CDを吊るしておく

会場にカラスが入ってきて、歌丸さんの挨拶を邪魔したら大変! そこで考え出されたカラス避け対策。


■大根を植えておく

「まさかこんなところに大根が生えているとは! なんというド根性だろうか!」と歌丸さんがいたく感激するのが目に浮かぶ。


■大きなシャボン玉を作る

隣で大きなシャボン玉を作り、挨拶している歌丸さんを中に閉じこめちゃえ!


■へそくりを隠す

「俺、女房がへそくり隠すところを、一度で良いから見てみたいんだ」と、歌丸さんが口癖のように語っていた夢。その夢を少しでも叶えてあげようという気持ちから生まれた行動である。やり方は簡単、歌丸さんが挨拶している間、横でへそくりを隠すのだ。僕らは決して歌丸さんの女房ではないけれど、少しでも力になりたいと思っている。

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この記事の元ブログ: 『笑点』の観覧時に歌丸師匠の横の席になってしまった場合について・その2


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