テクノロジーの進化から生まれた「リーディング3.0」とは

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 タブレット型のPC端末やスマートフォン、電子書籍の登場は、私たちの「読む」という行為を大きく変えようとしています。
 これまでは紙の本や新聞などを広げて読み、知識や情報を得てきました。しかし、今ではスマートフォンや電子書籍端末を通して、すぐにコンテンツをダウンロードできるようになり、新聞の記事はウェブ上でいつでも読めるようになっています。また、他にもオーディオブックといった書籍を音声で読み上げるコンテンツが普及したり、著名人や経営者の講演をその場にいなくても手軽に聞けるようになりました。

 『リーディング3.0』(東洋経済新報社/刊)はそうした新たな時代の情報の読み方を、ビジネス書作家の本田直之さんが教えてくれる一冊です。

 では、本田さんが提唱する「リーディング3.0」とはどのようなものなのでしょうか。
 本書によれば、「リーディング1.0」とは単に本を読む行為のことを指します。目的は本の内容をインプットすることです。
 続いて「リーディング2.0」は、ここ数年で発展した読み方です。「本を読む」という行為にプラスして、読書で得た情報を活用するもので、速読や多読などもこのカテゴリーに入ります。

 そして「リーディング3.0」。これは「インプット、ストック、サーチ、シェア、フィードバック」という5のステップで構成されます。
 まず「インプット」した情報を、テクノロジーを使って「ストック」します。2.0時代は、パソコン1台に情報をストックしていましたが、3.0では、クラウド上にデータベースとしてそれを保管するのです。さらにそれは「サーチ」ができるようになっており、様々な人と「シェア」し、「フィードバック」を受け取ることができます。

 つまり、本の情報や自分の読書体験をバーチャルな空間で様々な人と共有し、フィードバックを受け取って情報の質を高めるというのが、3.0の本質といえます。

 テクノロジーの進化は、「情報」をただ受け取るだけのものではなく、共有し、磨き上げていくものへと変えました。そうした時代の中を泳いでいくために、本書の内容は大きな武器になることでしょう。
(新刊JP編集部/金井元貴)



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