マンチェスター・シティはインテルやチェルシーが狙うウディネーゼFWアレクシス・サンチェスの獲得を目指している。だが、マンチェスター・ユナイテッドがそのプランを壊そうとしているようだ。英紙『ニュース・オブ・ザ・ワールド』によると、マンUはサンチェスが攻撃陣強化に最適の選手だと考え、マンCを上回るオファーを検討しているという。

だが一方で、マンCもサンチェスだけでなく、アレックス・ファーガソン監督がMFポール・スコールズの後任と考え、来夏の注目株とされているインテルMFヴェスレイ・スナイデルの獲得に関しても、自分たちがリードしていると考えているようだ。

スナイデル獲得に関しては、同じオランダ代表のMFナイジェル・デ・ヨングが所属していることに加え、マンCの資金力が鍵を握ると見られている。『ピープル』によると、インテルはスナイデルに3500万ポンド(約47億円)の価格を設定しており、マンUにこれだけの金額は出せないという。だが、スナイデル自身はマンCよりも、オールド・トラッフォードへ行くことを望んでいるそうだ。

一方、トッテナムのハリー・レドナップ監督は『ミラー・スポーツ』の中で、チャンピオンズリーグ出場権を獲得できなかったとしても、MFガレス・ベイルやMFルカ・モドリッチ、MFラファエル・ファン・デル・ファールトが移籍することはないと強調している。

逆にアーセナルDFバカリ・サニャはロンドンを離れるかもしれない。『ピープル』によると、ローマが600万ポンド(約8億円)のオファーを準備しており、サニャ本人は4年契約を用意しているそうだ。ただし、サニャにはユヴェントスも関心を示しており、ユーヴェはほかにもリヴァプールDFグレン・ジョンソンやトッテナムDFアラン・ハットンにも興味を抱いているという。