古巣チェゼーナが長友に特別表彰「とても素敵な気分になったよ」

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 先月30日に行われたセリエA第35節で古巣チェゼーナと対戦し、2−1で勝利を収めたインテルDFの長友佑都が、チェゼーナから前半戦の活躍を受けて特別表彰を受けた。

 今夏、FC東京からチェゼーナに移籍し、インテルにレンタル移籍するまでの16試合すべてにフル出場した長友。20シーズンぶりにセリエA昇格を果たしたチームの主力として、現在首位に立っているミランを下し、第3節終了時点で35年ぶりのセリエA首位に立つなど活躍を見せていた。

 この活躍を祝して、チェゼーナのマンチーニ副会長は試合前、長友に記念トロフィーを授与。会場は大きな拍手に包まれた。長友は試合後、「チェゼーナに戻り、かつてのチームメートと話せたことはとても素晴らしいことだった。ファンからの僕のチャントが聞こえてきたときはても幸せだったし、とても素敵な気分になったよ」とチェゼーナ凱旋を喜ぶコメントを残している。

 長友は現在、チェゼーナから今シーズン終了までのレンタルでインテルに加入しているが、チェゼーナの幹部は「長友はインテルに残るだろう」と話しており、インテルのマッシモ・モラッティ会長も「並外れたサイドバック」と称賛していることから、インテルへの完全移籍が濃厚とされている。

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