<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]ジョゼ・アルド(ブラジル)
Def.判定3-0:50-43、48-46、49-46
[挑戦者]マーク・ホーミニック(カナダ)

いきなり左から右とパンチのコンビネーション、右ローを見せたアルド。さらにホーミニックのボディにアッパーを放ち、続いてローを見せる。このローで姿勢を崩すホーミニックだが、パンチのワンツーで前に出る。

アルドは左を返し、さらに右ロー。ホーミニックは左ボディフックを見せるが、再びローをもらってしまう。左ボディフックから、右ロー、そしてテイクダウンを仕掛けたアルド。ホーミニックの腕十字狙いを防ぎ、エルボーを落とす。右のパウンド、左エルボーを落し、ホーミニックをケージに詰めた王者は、さらに拳を重ねて落とした。

ケージを使い、頭を入れかえようとするホーミニック。その足を捌きにかかるアルドは、じっくりとインサイドでトップをキープする。左エルボーを落し、頭をケージに押し込んで、首を直角近くに押し曲げる。鼻血を滴らせ、左目を腫らしたホーミニック。ここでレフェリーがブレイクを命じる。スタンドに戻って、ボディフックを見せたホーミニックだが、まるでGSPにでもなったかのようなアルドが、再びテイクダウンを決めて初回を闘い終えた。

2R、「リードのアッパーカットがいい」と、ショーン・トンプキンスから受けたホーミニックは、左フックから左アッパーを見せる。再び、左ボディフック、さらに右ストレートを打ち込んだホーミニック。アルドに、やや疲れが見られるのは気のせいか。右ローからテイクダウンを狙った常勝の王者、この試みを遮断したホーミニックの左フックがヒットする。

左ジャブをヘッドスリップでよけるアルドは、ここでダブルレッグを成功させる。クローズドガードを取ったホーミニック、ケージを蹴って頭を中に入れる。心なしか1Rよりも動きが緩慢になったようなアルドに対し、ホーミニックは膠着ブレイクを狙う。アルドは足を捌いて、左のパウンドを落し、さらに左エルボーを重ねる。

初回に続き、ブレイクが命じられた両者。スタンドに戻ると、またもすぐにアルドがテイクダウン、さらにパスし、サイドを奪う。残り25秒、有効な攻めを見せることなく意外な試合展開のまま、2Rが終わった。

インターバル中に師アンドレ・ペデネイラス、盟友マルロン・サンドロから「ローキックを出せ」というアドバイスを受けたアルドは、ロングレンジからアッパーを見せる。ホーミニックは左ローから、左を伸ばすが、アルドは右ローを返す。ホーミニックの左ジャブで体の軸が乱れたアルドが、懸命に右を伸ばす。ホーミニックのインサイドローに左フックから、ダブルレッグを仕掛けた王者。これを防いだホーミニックは、左アッパーを見せる。右ローを再び返したアルドは、左ジャブをかわし、右を伸ばす。

アルドの左フック、ホーミニックの左ボディフックが交錯すると、王者は再びテイクダウン狙いに。スタンドをキープした挑戦者の左が伸びる。だが、アルドの右フックで受けつつホーミニックが、テイクダウンを狙いつつも、頭から崩れ落ちる。すかさずパウンドを連打するアルドに対し、なんとかホーミニックはクローズドガードの態勢を取る。左右のパウンド、左のエルボーを落したアルドだが、あまり動きは激しくない。このまま完全にポイントをキープし、アルドは 3Rを終了のホーンを聞いた。

4R、かなり消耗した様子の両者。顔の傷が痛々しいホーミニックと、肩で息をするアルドだが、やや距離がつまったなかで打撃を交換する。右ローの標的となった左足でローを蹴るホーミニックだが、そのパンチが空を切るシーンが目立ってくる。