スティーブ・ジョブズのプレゼンを詳細に分析

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 ビジネスの場でプレゼンテーションはとても大事だ。優れた商品だったとしてもプレゼンテーションが下手では、相手に伝わらず、他社との競合に敗れてしまうだろう。プレゼンテーションがビジネスを決めると言っても過言ではない。

 「iPod」は誰もが知っている商品だが、この「iPod」をはじめとしたアップル社新製品と新技術を発表する際に基調演説するのがスティーブ・ジョブズだ。彼の基調演説はプレゼンテーションに近く、聞いているだけでアップル社の製品が欲しくなってしまうという。
 そんなジョブズのプレゼンテーションをわかりやすく分析、解説するのが『スティーブ・ジョブズのプレゼン技術を学ぶ本』(こう書房/刊)だ。

 著者のキム・キョンテ氏は、IT先進国・韓国のプレゼンテーション、広告戦略などの実践や教育分野で第一人者として活躍している。
 アップルが2005年、iMac、iPod、iTunesの新しいバージョンを発表する「Special Event」を開催した。そのイベントで、ジョブズは基調演説をするプレゼンターとして登場。本書はその時のジョブズのプレゼンテーションと連動している。1つにプレゼンテーションを通して技術を学んでいけるので、理解しやすい。

 プレゼンにおいて、短所を補うために長所を引き立てさせたり、強く印象付けるために説明のあとに要約を入れたりするなどのジョブズ流の聴衆を引き込ませる話術や、舞台に出るときの行動や顔の表情、プレゼンテーションの手順など、ジョブズのプレゼンをかなり細かく区切りながら詳細に分析していく。

 著者は「世の中で面白くない『主題』はない」といい、どんなにつまらなそうな内容でもプレゼン次第で面白く魅せることができると主張する。ストーリーと変則的な衝撃が聴衆を引き付けるのだ。
 スティーブ・ジョブズのプレゼンテーション技術から学ぶことは多いはず。ビジネスマンとして1ランク上がりたいのであれば、ジョブズのプレゼンテーションを研究してみてはいかがでろうか。
(新刊JP編集部/田中規裕)



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