【シリーズ馬券攻略】第1回の『WIN5』を振り返って

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 4月24日、5重勝単勝式の新馬券『WIN5』がスタートした。これからこのイベントは毎週行われ、明日の日曜日(5月1日)は早くも第2回である。その前にここで第1回のWIN5を振り返っておきたい。

 第1回のWIN5の売上は7億2793万円。JRAの当初売上見込み(2億円〜3億円)を大きく上回った。このうち払戻金と国庫納付金を除いた1億1792万円(売上全体の16.2%にあたる)が、被災地支援のための義援金として拠出されている。

 同日行われた皐月賞の3連単の売上は約60億円。それに比べるとかなり少ないが、WIN5はインターネット投票のみなのだから、これはやむを得ない差だ。なお、JRAのインターネット投票会員は約300万人。このうち日曜日の平均参加人数は約80万人らしい。この数字をもとにすると今回ひとりあたりのWIN5購入額は900円ほどだったということになる。

 払戻金の方は、的中1票あたり81万280円。最高配当2億円という触れ込みと比べると「アレっ」と思うほど低く、人によっては拍子抜けだったかもしれない。以下の表は今回の結果をまとめたもの。5レースとも4番人気以内の馬が勝っており、5レース全部的中は663票だ。


今回の結果 

 上の表では「支持率」と「的中率」にも注目してほしい。WIN5はランダムで買う人もいるはずだから、単勝人気の高い馬が勝った場合、普通に考えると「支持率>的中率」になりそうなものである。にもかかわらず、京都11R(アンタレスS)以外の4つのレースで「支持率<的中率」になっている。今回のWIN5参加者は上手に勝ち馬をセレクトしていた人が多かったということになるのだろうか(ただ、そうだとしたら逆にアンタレスSだけ「支持率>的中率」である点が理解しにくいが…)。第2回以降の結果データも調べていきたいと思う。

 さて、以下はWIN5を体験してみての個人的な反省というか感想というか、いろいろ思ったことのメモ。ご参考まで。

(1)買い増ししてしまう傾向がある


 投資額を抑えることはギャンブルで儲けるための鉄則。つねづね意識していることなのだが、WIN5ではそれが簡単に崩れた。当初はジャンボ宝くじ10枚分と同程度の投資額にしようと思っていたが、最終的には72点(7,200円)も買ってしまった。「万が一、あと数百円分とか数千円分とかの買い足しを惜しんだがために、何億円とか何千万円とかを当て損ねるようなことがあったら」と考えると、自然と買い目を絞ることが難しくなった。この点は次回から改善していきたい。

(2)思ってたほど気楽には買えなかった


 5レース的中なんて夢のまた夢。だから宝くじ感覚で「気楽に買おう」と最初は思っていた。だが、そこは完全に運まかせの宝くじとは違った。各レースについて検討を重ねていくうち、「今回はもしかすると当てることができるんじゃないか」などと図々しくも考え始め…。そこからは「気楽に」どころではなくなった。上の(1)にも関連するが、「ちょっとした選択ミスで超高額配当を逃すようなことあってはならない」と、自分でも可笑しいくらい真剣に買い目の検討に専心した。何億とか何千万とかが当たる確率なんて無茶苦茶低いことが分かっていながらである。

 もっと気楽にWIN5を楽しむために、運まかせ要素を多少残しておく(一部はランダム機能を使って買う)というのもアリなのかなとちょっとだけ思った。


(3)外れるなら悔しさを引きずらない外れ方がいい

 実は僕は「ツルマルレオン→ケイアイドウソジン→シルクアーネスト→ゴルトブリッツ→オルフェーヴル」という組み合わせを買っていた。「1着→1着→2着→1着→1着」である。シルクアーネストさえ勝っていれば「WIN5的中!」だったわけだ。しかし、なぜかそれほど悔しいとは思わなかった。

 たぶん、外れたのが3レース目だったからだ。予想する時に3レース目だけは全く迷わなかったから。自分が購入した72点の買い目はすべてシルクアーネスト絡み(3レース目はシルクアーネスト1点に固定)だった。だから、ここが外れた時点できっぱり諦めがついた。このあと4レース目、5レース目が当たってもだだのオマケぐらいに思えた。それに仮に全部当たってたとしても何億とか何千万ではなかったわけだし…。

 今回のように人気サイドの組み合わせで決まった場合、「1レースだけハズレ」というお仲間はゴマンといるだろう。ちなみに上記の表の「的中率」をWIN5における支持率として「1レースだけハズレ」の票数を計算してみると、推定で1万9000票と出た。ゴマンではなかったが、5レース全的中(663票)の30倍くらいの票数である。


(4)やはりキャリーオーバーに期待したい

 しばらくは毎週WIN5に参戦する予定だが、その後は「対象レースに自信があるレースが多い時」もしくは「期待値の大きくなるキャリーオーバーがある時」だけにするつもり。

 ちなみに今回のWIN5の買い目の総数は(出走取消があったので)「18×14×15×13×18=88万4520通り」、このうち無投票は36万223通りあったそうだ(約40%の買い目が無投票)。この数字、僕は思ったより少ないなと感じた。キャリーオーバーの発生を期待したいところだが、意外とそうなる確率って低いのかもしれない。

(マキカツ)