ハイレググラビアサイトに出演した安藤ちひろ
かつてレースクイーンと言えばハイレグのコスチュームが主流だった。しかし、90年代中ごろからミニスカートやショートパンツが主流となり、今や絶滅危惧種。特にこの5年くらいは、殆ど見かけることさえ無くなっている。

ところが、そんな現状の中、一昨年にハイレグのコスチュームでレースクイーン界を席捲したチームがある。その名は「DGRQ」“でちゃう!ガールズレースクイーン”だ。マシンは2台体制。レースクイーンに至っては、スレンダー美女ばかり8名も採用。そのゴージャスなチームの一角を担っていたのが安藤ちひろだ。

現在25歳の彼女は、もちろんハイレグ世代では無い。それなのに、人前でハイレグを着ることに抵抗は無かったのだろうか?「全く無かったですね。むしろ嬉しかったです」と、意外な答えが返ってきた。レースクイーンのコスチュームは基本、チーム側が用意するため、女の子にとって本意とは限らない。特にハイレグはデザイン性の以前に、股間のVラインが際どいため、ローライズ世代は拒否反応を示す娘が圧倒的だ。すると「ハイレグは美脚効果が高いので、脚が長く、綺麗に見えるじゃないですか。なんで嫌うのか分からないですね」と、なんとも心強い答え。正にレースクイーンの鏡のような娘である。

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レースクイーンのコスチュームについて「ハイレグは美脚効果が高い」と説明していた安藤ちひろ

そんな彼女がハイレグに特化したグラビアサイトとして、一部マニアから熱い支持を得ている「Y mode」に出演した。ハイレグ好きの彼女からすれば必然とも言えるが、サーキットとスタジオとでは意識は違うのだろうか?「レースのピットウォークでは立って微笑んでいるだけですが、グラビアは色んなポーズや表情ができるので楽しいです」。撮影で特に印象に残っているシーンはどこだろう?「アイスを舐めるシーンがあったのですが、ムービーとスチールでそれぞれ撮影したので、結局、全部で3本も食べることになり、それでお腹いっぱいになっちゃいました」。内容には満足している?「はい。かなりセクシーな内容になっていると思うので、大勢の方に見て頂きたいです」。と仕上がりにも満足の様子だ。

さらにこの春。彼女にとって嬉しいことがあった。「2011年はレースクイーンをやります。昨年はオーディションで採用されず残念でしたが、今年はサーキットに行くことになったので、今からすごく楽しみです!」さすがにハイレグのコスチュームでは無いようだが、レースに再び関われるようになったことが嬉しくて仕方がないといった様子だ。「レースクイーンをまたやると決まったからには、有名になれるよう頑張りたいと思います!」。

今回のグラビアで見せたハイレグ姿を名刺代わりに、安藤ちひろがサーキットに降臨する。今年は間違いなく、彼女にとって飛躍の年になるだろう。

(文・写真/矢沢隆則)

■関連サイト
グラビアサイト Y mode
安藤ちひろ -公式ブログ
レースクイーンのフォトギャラリー - livedoor SPORTS(画像1,200枚を掲載)