新羅ホテルが韓服着用の客を入場拒否し「差別だ」とネットで物議

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韓国最高級ホテルとして世界的に有名な新羅ホテルが、利用客に差別的な対応をとったとして、波紋を呼んでいる。

差別を受けたと主張するのは、韓服を手がける女性デザイナー、イ・ヘスン氏だ。彼女は先月、韓服を着て新羅ホテル内にあるレストラン「パークビュー」に入店しようとしたが、従業員に「韓服での入場は、ご遠慮いただいております」と入店を断られたのだ。

この事実がネット上で問題となり、Twitterやインターネットサイトで物議をかもしているのである。

イ氏は、心外な扱いを受けたとして激怒。すぐにTwitterにこの事実について書き込むと、ネット上で急速に広まった。事実を知ったネットユーザーらは、「韓国の伝統文化を重んじる、と謳っている高級ホテルが、衣装を理由に入場を断るとは、話にならない」、「ホテルは韓服を恥ずかしいと思っているために、入場を制限したのか?」など、怒りをあらわにし炎上状態になってしまったのである。

事態を収束するために、新羅ホテルの社長は急遽イ氏を訪ね、直接謝罪するとともに謝罪文を各報道局へ配布し、沈静化を図っている。またホテル側は「レストランがビュッフェ形式であるため、韓服を着たお客様には不便があり得ると判断した。(韓服は)裾が長くて動きづらく、他のお客様が裾を踏んでしまいトラブルになりかねないため、入場をお断りした」と説明している。

実際に以前、韓服の裾を踏んでしまったことで、言い争いになったケースがあったのだという。しかし、イ氏の入場を制止する際に、納得がいくような説明が十分になされず、対応に不備があったとして、陳謝している。

問題の新羅ホテルは、韓国最大手サムスングループ系列で、韓国を訪れる海外VIPのほとんどが利用している。つまり、韓国の伝統文化の窓口と言える。それだけに、今回の対応は韓国国民が怒るのも無理はないだろう。

参照元:YONHAP NEWS(韓国語)

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