本人との判別不可能!? 気持ち悪いほどそっくりなコピーロボットが誕生

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藤子・F・不二雄先生の代表作の1つ『パーマン』に出てくるコピーロボットを見て、欲しいと思った人は大勢いるだろう。「今日は学校(会社)行きたくないから、代わりにいってくんないかな」とか、「自分のそっくりさんとかが代わりに怒られてくんないかな」などなど、その使い道は百人いれば百通り、子供から大人までもが夢見たSFアイテムの1つだった。このハイテク社会の中では、そんな夢を叶えてくれる(かもしれない)コピーロボットがすでに開発され、しかも驚くべき進化を遂げているようだ。

実は人間にそっくりのロボットは以前から存在し、株式会社ココロが開発した『遠隔操作型ACTROID-F』というものが、世界一人間に酷似するロボットとしてギネス認定を受けている。「怖い」「不気味」との声が上がるほどのリアルさで話題を呼んでいたが、正直ロボットの‘動き’ということに関していえば、ロボットさというか機械特有のぎこちなさを持ち合わせていた。

しかしこのロボットをベースに、今度こそ我々の動きまでほぼ完璧にコピーしてしまえる凄いロボットが開発されたらしい。それが、デンマークにあるオルボア大学のヘンリク・シャーフィー教授と、大阪大学の石黒浩教授らによって開発された『ジェミノイド』というアンドロイド。特にシャーフィー教授をモデルにした最新シリーズの動きは圧巻である。ソフトウエアを駆使して人間の表情と姿勢をマッピングするのだが、それがまた瞬きから呼吸に至るまで、とにかくリアルに再現されすぎていて気持ち悪いほどなのだ。

今年の3月に奈良県で行われた『ジェミノイド』のサミットの中で発表され、オリジナル(つまり本人)とロボットが並んで登場したのだが、最新シリーズ・モデルに至ってははっきりいって見ただけでは区別がつかないほど…。このシリーズの一般販売はまだわからないが、このロボットが実用化されたら、「今日はだるいからコピーロボットに代わりに働いてもらおう」なんて夢のような生活も夢ではなくなるだろう。でもそれ以前に、本人と見分けがつかないほどリアルなロボットが簡単に手に入るようになったら、きっと考えられないくらい色々な問題や犯罪、事件が起こるんだろうな〜と不安を覚えずにはいられないのもまた事実である。

■ 参考サイト
Born to be Viral: Robot or human?
http://www.newscientist.com/blogs/nstv/2011/04/born-to-be-viral-robot-or-human.html

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