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春は桜、秋は紅葉で彩られ、息を飲むような風景を見せてくれる大草山を目の前に、浜名湖畔に広がる舘山寺温泉。美しい風景だけでなく、春は梅や桜の開花に合わせたお祭、夏はかんざんじビーチでの日光浴や花火、秋はみかん狩り、冬にはいちご狩りや火祭り、イルミネーションイベントと、四季折々の楽しみが待っている。いつ訪れても、日本の魅力を再発見できるこの場所に、昨年四月、デザイナーズ旅館としてリニューアルオープンしたのが、“五感に響くデザイナーズ旅館”をコンセプトとする星野リゾート「花乃井」だ。

レイクビューが活きる演出
遠州の雄大な平野に広がる浜名湖。その湖畔に位置する「花乃井」では、美しい自然美を愛でながら、心安らぐひと時を過ごすことができる。32ある客室は、浜名湖の風景を見渡すことの出来る5階以上に位置。各フロアに1室ずつある一番人気の露天風呂付き客室からは、刻々と表情を変える浜名湖を眺めながらヒバの香る湯船に浸る、という極上のバスタイムを独り占めすることも可能だ。いつまでも客室で過ごしていたくなる、レイクビューのある贅沢なくつろぎ。これこそ、花乃井が誇る五感に響くもてなしの象徴だ。


だからこそ、そのための演出にもぬかりがない。まず、宿を訪れると、細い路地のような廊下を進む。その先にあるのは、赤を基調とした木の温もりが感じられるパブリックスペース。砂で描かれた大きな絵を眺めながら、フロントでウェルカムドリンクをいただけば、旅の疲れがほどけていくようだ。その後、部屋まで移動するが、その間、敷地に入ってからというもの、浜名湖の姿を見ることはない。それはすべて、ゲストがもっとも長い時間を過ごす客室での眺めを最高の思い出にするため。だからこそ、客室に通され障子を開けたときの感動は忘れられないものとなるのだ。

もちろん、インテリアの主役である“浜名湖のある風景”を引き立てる、客室のしつらえも素晴らしい。和と洋、クラシックとモダンを融合させたシックな内装は、大人の休日を演出するに相応しい落ち着きのあるもの。露天風呂のある部屋だけでなく、檜風呂のある客室、琉球畳を使った客室、フローリングを使った客室など、好みに応じて6タイプから選ぶことが出来る。

施設内の温泉は二箇所。浜名湖から吹く風を感じられる露天風呂と檜の内風呂からなる「湖都の湯」と、よもぎやミントの変わり湯ジャグジーやサウナを供えた「華の湯」は、時間によって男女が入れ替わるので、滞在中、必ず両方の湯を堪能することが出来る。泉質は、ナトリウム、カルシウムを含む塩化物強塩温泉。ほのかなぬめりが、肌を滑らかにしてくれ、神経痛、筋肉痛、冷え症や慢性婦人病にも良いとされている。



うなぎだけじゃない、浜名湖の美食
また、料理に静岡、浜名湖の名物や季節の食材がふんだんに使われているのも、五感を駆使して日本を愛でる宿らしいもてなしだ。料亭「京丸牡丹」でいただくのは、創作和懐石。旬の食材から最高の味と香りを引き出した八寸やお椀、揚げ物、煮物などをいただくと、日本に生まれた幸せを実感に包まれる。また、海に繋がった浜名湖は、淡水魚だけでなく、まだか(スズキ)、ひらめ、鯛などの地魚が豊富に獲れる場所。新鮮な白身の魚をお刺身にして、塩とレモンだけでいただけば、その思わぬ甘みに顔が綻んでくる。もちろん、名物のうなぎも登場する。


>>驚くべき多彩な茶体験など、まだまだつづく

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