東日本大震災 支援チャリティーコンサート What a Wonderful World in KANSAI ロゴ

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5月14日(土)、大阪府の万博公園にて開催される「東日本大震災 支援チャリティーコンサート What a Wonderful World in KANSAI」。出演者第1弾として、スターダスト・レビュー、海援隊、HOUND DOG(アコースティックVer/Vo.大友康平 G.土方隆行 Key.佐藤達哉)、WEAVER、The NO PROBLEM's(キヨサク from MONGOL800)、山村隆太・阪井一生(flumpool)らの参加が発表された(4/27現在。以降、順次決定次第、公式HPにて発表あり)。

注目は、このイベント限定のユニットやオリジナルアレンジによる楽曲。MONGOL800のキヨサクを中心とするセッションユニット・The NO PROBLEM'sは「先日被災地へ物資提供と炊き出しの手伝い、そして音楽を届けに行ってきました。いつも音楽の側にいたつもりの自分でしたが、被災地で歌うことによって、音楽が、歌が、人の心を癒やし、支えになるのを身をもって実感した瞬間でした。改めて歌や音楽の持つ力、役目役割を考える機会になりました。これからも、歌や音楽の持つ力を信じて、微力ながらも誰かのために自分ができる事を続けていこうと思います」と、被災地での精力的な活動を通したコメントを寄せた。ほかにも、HOUND DOGのアコースティックVerのステージなど、普段は見ることのできないスペシャルなライブが目白押しだ。

今回、関西での開催が決定された背景には、16年前の阪神・淡路大震災で被災し、日本中からの支援を受けて復興を遂げた、被災地ならではの思いがあるという。イベントの公式HPには、“顔晴(がんば)ろうニッポン! 手をつなごう関西!”と題され、「とりわけ関西は、被災地に大きな活力を与えるような役割を日本中から期待されているとも感じています」と、同じ痛みを乗り越えてきたからこそ感じることができる思いが綴られている。続けて、1日でも早く、1人でも多く、被災地で頑張る人々の顔が晴れるようにと、イベント開催に当たっての願いとメッセージも掲載されている。

去る4月10日、同チャリティーイベントの第1弾となる「What a Wonderful World in OKINAWA」が沖縄県で開催された。地元出身のBIGINやMONGOL800、かりゆし58らを中心に、宮沢和史、被災地である福島県出身の山口隆がボーカルを務めるサンボマスターら、総勢73組のアーティストが出演し、5万人の動員と、1500万円の義援金が集まった。“音楽に関わる僕らができること”をコンセプトに掲げ、入場無料、節電に配慮した日没までの日中に行われた。イベントの模様は終日、沖縄県内と大阪・神戸、また東北各地のライブハウス会場にて生中継され、会場に集まった人々が場所の隔たりを越えた同じ時間を共有した。

「What a Wonderful World in KANSAI」は、そのバトンを受け継いでの関西圏での開催。同イベントも、節電に配慮して昼の12:00から日没までの時間帯で組まれており、その模様は被災地のライブハウスを中心に、インターネットでの中継も検討されている。テーマソングは、沖縄開催時と同じく、イベントのタイトルともなっているルイ・アームストロングの「What a Wonderful World」。コンサートを楽しみながらも復興支援に協力できる、音楽好きならぜひとも参加したいイベントだ。【東京ウォーカー】

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