東京都庁まわりの放射線量を計測してみた

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アキバのレアモノショップ「サンコー」さんにガイガーカウンターを貸していただけましたので、早速レビューしてみます。

ガイガーカウンターというものをはじめて触ったんですが、使い方は簡単でした。電池を入れてフタを閉め、ボタンを長押し。「ピピッ」という音とともに起動する。液晶の「Sv」という表示が点滅をはじめれば正常開始。

ガイガーカウンターSP2

通常、液晶画面にはその時点での放射線量率が表示されていますが、ボタンを押すと3つの情報が順番に出てきます。次のような情報を表示可能。左側のアルファベットはモードを示します。


Ds 累積放射線量表示、Dose
Rt 放射線量率(μSv/h 毎時マイクロシーベルト)、Rate
T 電源ONからの作業時間、Time

というわけで、早速ソル記者と東京都庁の周りを計測してきました。計測は、iPhoneからツイッターでつぶやきながら位置情報を使って現在地と時間を記録する、という形でおこないました。この方法は、「ガイガーつぶやきプロジェクト『ハカル』」のやり方に従っています。このプロジェクトでは、「#hakaru 数値」というシンプルな形式でガイガーカウンターの数値をつぶやくと、自動的にその数値を記録して、結果を地図上に表示してくれます(開発: @2yさん)。


その結果を地図上に表示してみました。すると何故か新宿駅近辺より、東京都庁近辺の値が高いということになりました。

このガイガーカウンターはあらかじめ、どのような場合に警告音を鳴らすか設定することが可能です。例えば、放射線量率が指定した数値を超えたら警告を鳴らす、ということも可能ですし、累積が指定の値に達したら鳴らす、時間が指定の時間を経過したら鳴らす、ということも可能。さらに、1μSv増加ごとに鳴らす、ということもできます。レビューしたのは東京なので、計測値は1μSv/hに達しないため(0.07μSv/h程度です)、値が小さすぎでこのあたりのテストはできませんでした。

ハンディタイプのガイガーカウンターを使うときのコツについて専門家にもお話をきいたところ「最初は公的な放射線量モニタリングポイントの近くへ行って、そこの発表している値と同じような値がでるかチェックするとよい」というアドバイスをいただきました。そこで誤差がみつかった場合は、その誤差を意識しながら使うとよいそうです。

今回、サンコーさんのご好意で、期間長めにガイガーカウンターをおかりしていますので、ひきつづきもう少しテストしてみたいと思います。

ガイガーカウンターSP2
http://www.thanko.jp/product/geiger-counter-gsdm200u.html


製品仕様:サンコーさんのサイトより
サイズ 幅62×奥行き90×高さ25 mm(クリップ含まず)
重量 約87g(付属電池含む)
電源 単3型3.6V、1.2Ah電池(AAサイズ・5号)×1個
※乾電池は特殊な容量とサイズになりますので、交換の際はご注意下さい。
付属品 本体、乾電池、日本語簡易説明書
計測器 半導体検出器, x線またはγ線を測定
測定範囲 累積放射線量当量Hp(10):0〜9999mSv
放射線量当量率Hp(10):0.01μSv/h〜999.9mSv/h
作業時間:1分〜99時間59分
相対固有誤差 <±15%(1μSv/h〜1Sv/h)
<±30%(0.1μSv/h〜1μSv/h)
放射能量誤差 <±30%(48keV〜1.5MeV)
放射線量増加通知値 0〜999μSvの間で連続調整可
表示 LCD
バッテリー持続時間 約2,000時間利用可能
パッケージサイズ 幅140×奥行き115×高さ50 mm / 約160g


●参考リンク
ガイガーつぶやきプロジェクト「ハカル」
http://map.kasika.org/

ガイガーカウンターで新宿計測

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