東京電力は、25日、2012年度の新卒採用の全面凍結を発表した。東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故で、被害者への補償や施設・設備の復旧で経営状況が大幅に悪化していることなどが理由。

 同社では、2012年度の新卒採用で大卒345人(事務90人、技術255人)、高専・専修・短大卒135人(事務45人、技術90人)、高校卒590人(事務190人、技術400人)、通年採用30人の計1100人を予定していた。

 また、人件費のカットも実施する。役員報酬は、会長・社長・副社長・常務取締役が総報酬の50%、執行役員が40%の減額となる。社員給与については、管理職が年俸の約25%、一般職が年収の約20%の減額となる。

 同社によれば、役員報酬と社員給与の削減額は年間540億円程度となる。

震災の影響で就職活動が停滞
企業の半数 新卒採用スケジュール延期
12年入社採用活動で被災学生に配慮要請 日本経団連

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