全国求人情報協会がまとめた3月分の「求人広告掲載件数等集計結果」によると、求人メディア全体の広告掲載件数は前年同月比5.0%増の52万9694件となったことが分かった。12カ月連続で前年同月を上回る水準を維持したものの、東日本大震災の影響を受けて増加幅は大幅に鈍化した。

 求人広告掲載件数をメディア別に見ると、有料求人情報誌5万4599件(前年同月比3.5%増)、フリーペーパー17万1894件(同10.9%増)、折込求人紙7万7881件(同16.6%増)、求人サイト22万5320件(同2.1%減)となっている。求人サイトが3カ月ぶりに減少に転じた。

 地域別に見ると、北海道・東北2万4214件(前年同月比8.1%減)、関東・甲信越9万4551件(同3.3%減)、中部・北陸4万5279件(同28.0%増)、近畿6万3968件(同9.8%増)、中国・四国2万1838件(同21.0%増)、九州・沖縄5万4524件(同41.0%増)。

 また、同協会が会員求人メディアの営業担当者や編集担当者122人から回答を得た「ウォッチャー調査(調査期間:3月25日〜4月7日)」によると、2011年3月時点の企業の求人意欲は、正社員、アルバイト・パート、派遣・業務請負のいずれも前回調査(2010年12月)時点よりも上昇した。

 一方、求人意欲の先行き(3カ月後の求人意欲)では、東日本大震災が経済活動や雇用に与える影響について不透明感が増していることから、正社員、アルバイト・パート、派遣・業務請負のいずれも前回調査から大幅に低下し、2009年3月の調査以来の低水準となっている。

12年新卒採用 質重視の厳選採用は変わらず
今後3年間の雇用者数は増加の見通し
2011年 日本の雇用情勢〜即戦力人材の採用にニーズ

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