エルメスがミラノサローネに初参加、家具コレクション発表

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 「HERMÈS(エルメス)」が、イタリア・ミラノで開催された国際家具見本市「ミラノ・サローネ」に初参加した。卓抜した現代作家とのコラボレーションによって誕生した家具の最新コレクションを披露。これらは、2011年9月から世界の限られた「HERMÈS」ブティックで順次展開される予定となっている。

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 「ミラノ・サローネ」では、建築家の坂茂(ばんしげる)とフランス人建築家のジャン・ドゥ・ガスティーヌらが手掛けたスペースに現代作家による家具コレクションを含め、種類豊富なファブリックや壁紙、カーペットなど幅広いインテリア関連のコレクションを展示している。書籍とダイニングの家具を制作したのはエンツォ・マリ。イタリアのデザイン界で最も影響力のあるデザイナーの一人であり、第1回のエミール・エルメス賞(2008年ミラノにて授与)の審査委員も務めている。同じくデザイン業界を代表する人物アントニオ・チッテリオは、リビング用のアイテムをデザイン。建築・インテリアデザイン事務所であるRDAI(在パリ)のアーティスティック・ディレクターとして1978年以来エルメスの店舗デザインを担当してきたドゥニ・モンテルは、エリック・バンケとの共同でブランドの"シグニチャー・オブジェ"ともいえる椅子をデザインした。

 エルメス ジェネラル・アーティスティック・ディレクターのピエール=アレクシィ・デュマは、「このコレクションは、アルチザンの精神に忠実に、そして機能性と快適さという価値を有し、家具の分野においてエルメスが真価を表現する新たな機会となることを示しています」と語っている。なお、今回「ミラノ・サローネ」で展示されたコレクションは、2010年11月にパリの新店舗で発表されたものに続く「HERMÈS」家具コレクションの第2弾となる。