【改訂版】仮面ライダーオーズ『オーメダル』DX版をもっとカッコ良くする!

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現在放映中の『仮面ライダーオーズ』はご存じだろうか?特撮好きにはもちろんだが、特に男の子の居る家庭では“必須科目”とも言える番組である。
この『仮面ライダーオーズ』に登場する『オーメダル』は変身に使われる重要なアイテム。その人気ゆえ「欲望のメダル」は、作中のみならず、現実世界でもお父さんやコレクターなど多くの人に追い求められる結果となっている。

さて、この『オーメダル』、前回の記事では「お菓子の景品(食玩)やガシャポンの景品として売られている方」をターゲットに塗装を行った。

※前回記事はこちら
仮面ライダーオーズ『オーメダル』を超カッコ良くするテクニック(食玩編) - ガジェット通信

今回は、おもちゃ屋などで売られている方のメダル(通称:DX版)の塗装を行い、『オーメダル』のグレードアップを図ってみようと思う。

【お約束】今回のレポートは期待した仕上がりや正常な動作を保証するものではありません。失敗によってメダルの機能や美観を損なった場合、お子様がギャン泣きしたりあなた自身がショックを受ける可能性があります。試す場合には、全て自己責任にてお願いいたします。

※前置きは要らない!という方は『実践編』へどうぞ

――食玩とDX版の違い
前回の食玩のメダル(以下、食玩版)と、DX版はどこが違うのだろうか?

もっともわかりやすいのは、その重さ。メダル周囲のフレームが金属で成形されているため、ずっしりとした重量感がともなう。対して食玩版はすべてがプラスチックである。そのため、見た目や持った時の高級感はDX版が勝ると言えるだろう。

そして、今回の改造においてもっとも大きな違いは、製造過程における着色のされ方だ。

食玩版はメダルの表面からクリアカラーの塗装がされている。それに対し、DX版についてはメダルの(クリアパーツの)裏側から塗装されているのだ。憶測ではあるが、DX版については、子供の取扱いでメダルに傷がついた場合、塗装まではげてしまわないような配慮がなされているのではなかろうか。

この塗装方法の違いが、今回、一番のポイントとなる。

――色むらを作らないための工夫
食玩版については、裏面から何度塗っても、色味に大きな影響は出ない。簡易さを考慮し、前回の記事では筆塗りで裏面から銀色塗料の着色を行った。

しかし食玩版と同じ方法でDX版を塗装すると、先に塗られた塗料が溶けてしまい、色ムラが発生しやすくなってしまうのだ。
色ムラが出来てしまう理由
なお、記者はDX版メダルに対し、裏から筆塗でラッカー系シルバーを塗ったところ、残念ながらところどころに銀色が“浮いて”見えてしまうムラになってしまった。このように裏塗りが失敗した場合、表面からクリアカラーを吹き付けるなどのリカバリーが必要となる。この方法については後述しよう。
色ムラがでてしまった・・・
DX版メダルは単体で売られているものもあるが、『仮面ライダーOOO (オーズ) 変身ベルト DXオーズドライバー』『仮面ライダーOOO(オーズ) DXタジャスピナー』(いずれも3000〜4000円台)にしか付属してこないメダルも存在する。(レアメダルを除けば)失敗した時のダメージは食玩版よりもDX版のほうが大きいと言えよう。

かといって、表面から塗ってしまった場合には、クリアパーツの透明感を損なう可能性もはらんでいる。

となると、DX版の塗装については、「先に塗られている塗料をできるだけ溶かさない方法」が必須となる。
考えられるのは次の方法だ。

A)ラッカー系の塗料を使わない(水性アクリルやエナメル系を使う)
B)スプレーやエアブラシを用い、一度に厚塗りしない
C)先に塗られている塗料にコーティングをする

確実なのはAとBの組み合わせ、つまり水性アクリル塗料+エアブラシで仕上げる方法かもしれない。ただし、エアブラシを持たない人にはハードルが高めの方法であるため、今回は缶スプレーを用いて、BとCの組み合わせにて進めてみたい。

※水性アクリルの上にラッカー系は不可なので注意

――実践編
用意するもの
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『オーメダル』 DX版 / 食玩/ガシャポン版 いずれでもOK
プラスドライバー
クリアの缶スプレー
(今回は『Mr.スーパークリアー』を使用)
銀色の缶スプレー
(今回は『Mr.カラースプレー シャインシルバー(90)』『タミヤ シルバーリーフ(TS-30)』を使用)
段ボール
養生テープ(ガムテープでも良いが、のりが残りにくいものが理想)

適宜、必要に応じて
クリアカラー缶スプレー
(クリアーレッド、クリアーブルー、クリアーイエローなど)
または
水性アクリルのクリアカラー
(今回は『タミヤカラー アクリル クリアーグリーン(X-25)』を使用)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――


―その1『分解』
分解については、以前に紹介した食玩版メダルとほとんど変わらない。
プラスドライバーでネジを回したら、プラスチックカバー(表裏)と金属の枠(2個)に分かれる。中にある「電子基盤」(以下 基盤)も丁寧に取り外す。
「基盤」の”角が無い部分”を左にすると、右上に丸い穴があるので、ココをドライバーで少しずつ少しずつ持ち上げると外しやすい。
分解

―その2『着色:下塗り』
今回はスプレー着色を行う関係上、まずは塗装台を用意した。といっても、段ボール箱に養生テープを張り付けたものだ。テープの部分に分解したパーツをくっつけることで、スプレー塗装がしやすくなる。
塗装台をつくる
先にクリアーの缶スプレーを塗るので、裏側がこちらから見えるように塗装台に貼り付ける。塗装台に準備した今回の『Mr.スーパークリアー』はラッカー系なので、一度にたくさん塗ると先に塗ってある塗料が溶けてしまい、色ムラの原因となる。よって「足りないかな?」と思うくらいの量を、時間をおいて何度か吹き付けるのが望ましい。
クリアーをかけた
コツは、乾燥時間を惜しまないことだ。

―その3『着色:シルバー』
今回はメインを『Mr.カラースプレー シャインシルバー(90)』で仕上げた。シャインシルバーただし『シャインシルバー』はうまく仕上がると粒子の反射が美しいのだが、一度に吹き付けられる粒子の量が他のシルバー系に比べて少ない。ついつい一度に大量に吹きたくなるのだが、色むらを起こさせないためにもぐっとこらえて、乾かしながら繰り返し塗装しよう。
シャインシルバー塗りかけ
まだちょっとだけ足りないかな?というレベルまで塗れたら、『タミヤ シルバーリーフ(TS-30)』で仕上げるのも手だ。『シルバーリーフ』だけで最初から塗ってもよいが、光の反射は『シャインシルバー』よりも少ないので、仕上がりは白っぽく見える。シルバー塗り終わり

―その4『組立て』
基本的には以上で終了だ。DX版の場合、メタルフレームのパーツには表と裏があるので、落ち着いて組み立てよう。すんなりとハマらない場合には、メタルフレームのパーツを裏返せば大丈夫。
組立前
―その5(おまけ)『着色:表面からのクリアー&クリアカラー』
ここからは必須ではないのでおまけとした。
シルバーが乾いたら、今度はパーツをひっくりかえして表面が見えるように塗装台に貼り付ける。この状態で先の『Mr.スーパークリアー』を吹くと、表面の光沢が増して高級感が高まる。

赤みや黄色を増したいと考えるのであれば、『クリアーレッド』『クリアーイエロー』などを適度に吹き付けて色味調整をするのも良いだろう。ちなみに『タミヤカラー アクリル クリアーグリーン(X-25)』などを筆塗りで試してみたが、十分な光沢が得られた。
組立前(作例はクリアカラー塗り済み)カマキリコア
また、スモーク系のカラーを筆で表面に流し込むと、ディテールのメリハリがつくようになる。
仕上がり写真パンダ、スカル

今回の検証は以上となる。これで、あなたの変身ライフがさらに良いものになるよう、祈っている。
「アーマーゾーーーン!」

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