超一流企業内定者の短所克服法

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 採用試験面接でうまく自分をアピールするのは難しいことです。そもそもアピールできることなんてない、と考えている人もいるでしょう。
 『耳の聞こえない私が4カ国語しゃべれる理由』(金修琳/著、ポプラ社/刊)の著者、金さんは幼いころに聴力を失い、耳が聞こえません。さらに30代にして職務経験もほとんどないにも関わらず、超一流証券会社の「ゴールドマン・サックス」に入社することができました。理由は「耳が聞こえない」という一般的に考えると大きなハンディキャップをセールスポイントに変えられたことにあります。なぜそのようなことができたのでしょうか。

 金さん自身はその理由を本書で下記のように書いています。
 韓国語は母国語として自然に、日本語は生きていくため必要にせまられ必死に、英語は勉強がまったくできず、金もコネもない私が生きていく武器を手に入れるために、そしてスペイン語はより多くの陽気な友達を作るために身につけました。
 このことによって「耳が聞こえない」というハンディキャップは最大のセールスポイントになり得たのです。耳が聞こえないから、耳が聞こえなくてもできることを探すのではなく、「耳が聞こえないからこそ、なんでもやってやろう」と自分の限界を決めずに様々なことに挑戦してきたことで、結果を出すことができました。

 そして、結果的に面接時には3つの武器を金さんは手にしていました。
1 耳が聞こえないのに口を読んで会話ができる
2 4カ国語をマスターしている
3 3年の海外放浪で人生経験豊富

 この3つのアピールポイントを活かし、ゴールドマン・サックスの面接では「これからどんなことがしたいですか?」という面接官の問いに対し「なんでもやります。チャンスがあれば、なんでもやりきる自信があるし、どんどんチャレンジしようと思います!」と答えたそうです。
 その結果、金さんは見事内定をもらうことができました。

 金さんの行動力と積極性、そして高い学習能力が評価されたのはもちろんですが、他の人にはない武器を持つ、というのも大事なことです。他の応募者に埋もれず、面接官に印象づけることができます。
 ハンディキャップは武器にもなりうるのです。同じ様に自分で短所だと思っていることも、工夫や努力次第でアピールできる長所になるはずです。

 就職活動で迷った時、金さんの体験を読んでみると参考になるかもしれませんよ。
(新刊JP編集部/川口絵里子)


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