未来の科学者たちいらっしゃい!理化学研究所の一般公開に行って科学で遊ぼう!「放射線の基礎講座もあるよ」

写真拡大




●科学イベントで知的好奇心を満たそう

大正6年(1917年)に設立された理化学研究所(理研)は、物理、化学、生物、工学、医科学などの広い分野でさまざまな研究成果を送り出してきた総合研究機関。いわば日本の総合研究所の元祖。設立したのは「日本資本主義の父」といわれる渋沢栄一さんです。そんな研究所の中に入って、科学と触れ合えるイベントが4月23日土曜日に開催されます。今回公開されるのは埼玉県にある理研の和光研究所です。

理化学研究所和光研究所 一般公開イベント
http://www.riken.go.jp/r-world/event/2011/open/wako/outline/


理研和光研究所 一般公開イベント
※入場無料
開催日時:4月23日(土曜日) 9:30〜16:30(入場は16:00まで)
開催場所:埼玉県和光市広沢2-1
独立行政法人理化学研究所 和光研究所
※事前に必ず理研のイベントページで時間や内容等をご確認ください。

イベント内容をみてみると、小学生から楽しめる科学的なイベントが沢山。本当に沢山の企画が盛りだくさんで、全部紹介しきれません。一部だけ紹介してみますね。すでにこれでも沢山に見えるかもしれませんが、ほんとに一部です。全部のイベント一覧を見たい方は、研究所のホームページで確認してください。


●三頭身になってみない?(宇宙科学)
高エネルギー宇宙線観測用望鏡JEM-EUSO に使われるフレネルレンズの縮小モデルで、あなたも三頭身になってみませんか?誰でもあっという間に三等身に大ヘンシン!
三頭身になってみない?

●しろありんのエコ教室(生物学/生化学)
家の基礎を食べてしまう嫌われもののシロアリ。でも彼らが木を食べてくれなければ、山は廃材で一杯になってしまいます。エコロジーキャラクターのしろありんと一緒に自然界のエコシステムについて勉強しましょう。

●放射線の基礎(物理学)
シーベルト、ベクレル、半減期から、生物影響、リスクなど、放射線の基礎をできるだけやさしく解説します。また理研のホームページでお見せしている線量率の測定についてもご紹介したいと思います。
放射線の基礎

●腸トンネルを体験する(生物学/生化学)
腸トンネルを持ち込み、体験を通じて皆さんに腸の構造を理解してもらいたいと思います
腸トンネル

●超低温でおこるビックリ現象、みんなの目で確かめよう(物理学)
超低温の世界では、我々の日常では見られない不思議な現象がたくさん起こります。その中でも特に不思議な、超伝導や超流動現象を、目の前でお見せします。この興味深い現象を、あなたの目で直接観察しに来て下さい。

●コマで遊ぼう(物理学)
とにかくコマで遊ぼう。極微の世界、そこではコマの性質(スピン)がとても重要なのです。
コマで遊ぼう

●巨大だるま落としで遊ぼうよ!(物理学)
理研の最新鋭加速器を使ってどんな研究がどうやって行われているのか、だるま落としを使って紹介します。
巨大だるま落としで遊ぼうよ!

●光の世界に触れてみよう(工学)
光をつかった様々な最先端技術を紹介します。角砂糖ほどの大きさの中に映画を何本も記録できる超大容量光メモリや、極微細の立体金属オブジェを光で作る技術、透明人間も実現できるメタマテリアルなどを展示します。

●iPS細胞をみてみよう(工学)
iPS細胞をはじめとして再生医療への期待がある幹細胞を顕微鏡で観察できます。

●素人にもできるミクロンレベル加工システムの紹介(工学)
ELID研削システムで加工した鏡面加工品や超精密加工機で加工したサンプル品の展示

●生きた昆虫を見たり触れたりしませんか?
カイコガ、アワヨトウ、ショウジョウバエなどの生きた昆虫を展示します。また、メスが放出する性フェロモンに対してオスが配偶行動を取る様子をお見せします。

●おくすりの分子模型を作ろう!
発泡スチロール球を使って、薬の分子模型作りを体験できます。よく知られている薬がどんな形をしているか、手に取って実感してみましょう。出来た分子模型はプレゼントします。

●ノーベルかがくショー(化学)
日本科学未来館ボランティア実演チーム「ノーベル隊」が、日本人ノーベル化学賞受賞者の業績をわかりやすく紹介します。また、導通チェッカー「トオル君」の工作教室も実施します。

●脳波を見てみよう!(脳科学)
脳からの信号を読み取り機械やロボットなどを操作するBMI(ブレインマシンインターフェース)、また脳信号をリアルタイムで表示する様子を紹介します。

●バーチャル野球場で魔球と対決しよう(コンピューター科学)
スーパーコンピューターによるシミュレーションで得られた情報とモーションキャプチャにより取り込んだ実際のピッチャーの投球動作を合成して立体映像で体感できるコーナーです。

●スーパーコンピューターを見よう(コンピューター科学)
理研のスーパーコンピューターを設置したマシンルームを公開し、その機能や性能について解説します。また、そのスーパーコンピューターを使った並列計算のデモを行います。

●宇宙なう!〜X線でみる宇宙(宇宙科学)
私たちは、人工衛星をつかって宇宙からのX線を観測して、目には見えない宇宙を探求しています。どのような人工衛星をつかって、どのような宇宙が広がっているかを、楽しく体験できるイベントが盛りだくさんです!
宇宙なう!〜X線でみる宇宙

●出発進行!みんなで乗ろう!!研究者が作ったミニSL
かつて理研の研究者が仕事の傍らライブスチーム(実際に走る模型の蒸気機関車)を作りました。実物を縮尺再現する高度な技術は日本小型鉄道クラブに引き継がれています。研究者が作ったミニSLに乗車してみましょう。
出発進行!みんなで乗ろう!!研究者が作ったミニSL

(※ここで紹介したのはイベントの一部です)

それぞれの分野のエキスパートが仕掛ける、知的エンターテイメント。子供から大人まで、この週末は知的好奇心を満たしてみませんか。



■関連記事
ライブカメラが見つめ続けた福島第一原発事故
原発潜入ロボ「PackBot」が撮った写真と同型機が「かなり雑に扱われている」動画
「議事録がない」「動画も音声カット」原子力事故対策本部会議を可視化するための5つの方法
米空中測定システム、ヘリや固定翼機の動画公開「なぜか海外から来る放射線汚染情報の不思議」
【動画まとめ】「がんばれ原発ロボ」PackBotが撮った原子炉建屋内部のビデオ