中国のインターネット上で「放射線で汚染された水産物を満載した6隻の日本漁船が中国にやって来る」とのデマが広がっていることについて、広東省税関分署はこのほど、「これまでのそのような連絡は受けていない」と発表した。東南早報が報じた。

 報道によると、あるユーザーがネット上にデマを書き込んだうえで、「鳳凰衛星テレビで報道された」とコメント。しかし、鳳凰衛星テレビは書き込みを否定、関連報道はなかったことも確認された。

 デマの拡散を受け、広東省税関分署は日本漁船の入国情報は受けていないと発表した。また、東南早報は「広東省検査検疫検査局は日本の12県からの食品・食用農産物および飼料の輸入を禁止している。日本の漁船が正規ルートで中国への入国することは不可能と思われる」と報道した。

 また、同メディアは「密輸の可能性はあるのだろうか」とし、福島原発事故の発生以後、輸入食品の安全性を保障するため入国審査が強化されており、密輸の可能性はまずないと報じた。(編集担当:及川源十郎)



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