セリエA第33節の3試合が16日に行われ、首位ミランを5ポイント差で追っていたインテルがアウェイでパルマに0−2で敗れた。

ミラノダービーで黒星を喫し、続くチャンピオンズリーグ準々決勝ではシャルケに大敗と、完全に失速してしまったインテルは、この日もその悪い流れを断ち切ることができず、前半にジョヴィンコに決められ先制を許すと、後半の反撃も実らず、87分にはアマウリにダメ押しゴールを決められた。


一方、ミランはサンプドリアに3−0で快勝したため、その差は8に。これから逆転優勝を狙うには厳しすぎる数字で、インテルの今季は一足早く終戦を迎えてしまったのかもしれない。レオナルド監督の去就問題も取りざたされている。

長友佑都は、出場停止のマイコンに代わって前半は右サイドバック、後半は左サイドバックを務め、奮闘した。イタリア紙では夏の完全移籍は確実と報じられもしたが、監督人事とも深く関わるだけに、先行きは不透明だ。