Wii用「桃太郎電鉄2012」が製作中止に、さくまあきら氏が日記で明かす。

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ハドソンの人気ゲーム「桃太郎電鉄」シリーズの最新作として、Wii向けに予定されていた「桃太郎電鉄2012(仮)」が製作中止になることがわかった。同シリーズの“生みの親”であるさくまあきら氏が公式サイトの日記で明かしている。  

4月15日に更新された日記によると、「当初予定していたWii版『桃太郎電鉄2012(仮)』は、東日本大震災で、三陸沖が被災してしまったこともあって、描きづらいので、正式に製作中止となった」とのこと。具体的には「被災地に、物件がないのは、悲しすぎるし、何事もなかったように、いままでの物件が堂々と登場するのも変」なためで、「実はこの辺の扱いで、東日本大震災以来、ずっと苦しんでいた」という。

“東北復興編”という形も「かなり考えた」そうだが、「非常にナーバスな問題だけに、ちょっと手元が狂っただけで、多くの人を傷つけてしまう」ため断念。しかし、「東北が復興し始めたときにこそ、『東北はこんなに元気になっていますよ! 東北に来てください!』と宣伝することに、協力できるようにおもう」と、「桃鉄」もバックアップすることを約束している。

「桃太郎電鉄2012」は発売時期などの詳細については、まだアナウンスされていなかったが、さくま氏はこれまで日記で仕様書の作成状況について触れており、例えば今年1月23日付けの日記では「『桃太郎電鉄2012(仮)』は、Wiiで作る最後の作品になるとおもうので一生遊べるような内容にしたい」と意気込みをつづっていた。