インテルを率いるレオナルド監督は、将来のことを見ている。15日の記者会見に臨んだ指揮官は、翌日のセリエA第33節パルマ戦に集中しており、敗退したチャンピオンズリーグ(CL)のことは気にしていない。

シャルケに敗れてCLから去ったレオナルド監督は、「ミラン戦(2日)とシャルケ戦の敗北が重いことは、疑いのないことだ。しかし、これによって変わることは、私にとっては何もない。私は1月にここに来たとき、確かな目標を掲げてきた。最初の日と変わらないよ」と話している。

さらに、CL敗退について問われると、「ファーストレグで厳しい結果となったが、もちろん、(セカンドレグでの逆転を)信じていた。しかし、(敵地)ドイツではやることが多すぎた。きっかけがあれば勢いに乗ることができたかもしれないが、それができなかったね。我々のパフォーマンスは平凡だった。素晴らしかったわけではない」と答えた。

そして、シーズン終盤戦に集中していることをアピールしている。

「セリエAの残り6試合と、コッパ・イタリアのことだけを考えている。私は非難されることを心配するようなタイプではない。むしろ、ときには批判によって、より自由な選択ができるときもある。大事なことは、この状況をしっかりと管理することで、目標に向けて集中を保つことだ。セリエAが6試合、コッパ・イタリア準決勝が2試合だね。(首位)ミランと(2位)ナポリが失速することはあり得る。我々は、ほかのチームのミスを待たなければいけないが、まずは自分たちのことを考えないとね」