福島第1原発から放出した放射性物質を含む雨が降るとして、韓国では健康被害を考慮して多くの小中学校が臨時休校した。韓国人ブロガーのアリエルマスター(ハンドルネーム)さんは、人びとが放射線を過剰に怖がっているのではないかと考察する。

 「今日は全国的に雨が降っている。ニュースを見ていると、放射線を必要以上に恐がっている人が多く、痛ましいくらいだ。まず、雨から放射線のにおいがすると大げさに騒いでいる人。放射性物質は無色透明で無味無臭だと言われている。雨からにおうという話には笑ってしまう」と述べる。

 「また、放射能雨が降るので、子どもの登校をやめさせたという記事を見た。両親の心情は十分に理解できるが、過剰な対応だと思う。放射能雨がまるで塩酸か何かで、当たるとその場で死んでしまうように考えているのではないだろうか」と指摘。「(雨にあたっても安全だと発表した)政府を信じられないのだろうが、必要以上に信じないのも問題だ」と語った。

 韓国人ブロガーのユン会長(ハンドルネーム)さんは、放射能に国民が敏感に反応するのは、メディアの報じ方が原因ではないかと述べる。

 「放射能の雨が降るからと、一部の小学校では休校令が出た。雨に少しでも当たるとがんになるとか、雨に当たった野菜は絶対に食べたらいけないと言うが本当だろうか」と広まるうわさに疑問を寄せ、「空から降る雨に今は当たらなくても、毎日の生活で完全に避けられるものではない。(メディアは)とてもオーバーに記事化しているのではないかと思う」と述べる。

 ユン会長さんは、周囲は放射能の雨に対して「大したことではない」と考える人と、「絶対に当たってはいけない」と恐怖で震える人に分かれ、さらにインターネットの各メディアもさまざまな情報を乱発しているため「誰の意見が合っているのか分からない」と悩む。

 「私たちができるのはマスクを付けて外出を控えるくらいだろう」とし、最後に「町内は何か戦争でも宣布されたかのように閑散(かんさん)としている」と街の様子について語った。(編集担当:新川悠)



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