国連の原子放射線影響科学委員会(UNSCEAR)のバイス委員長は、福島第1原発事故について、スリーマイル島原発事故(米、1979年)より深刻で、チェルノブイリ原発事故(旧ソ連、86年)ほどの深刻度ではないという見解を示した。2011年4月6日、ウィーンでの会見で語った。

   経済産業省の原子力安全・保安院は、同事故について、原子力施設事故の国際評価尺度(8段階)で「レベル5」と、スリーマイル島事故と同レベルだとする暫定評価を示している。最悪の事故といわれるチェルノブイリ事故は、最も高い「レベル7」だった。

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