ミランDFアレッサンドロ・ネスタが『ミラン・チャンネル』の中で、今シーズン終了後に引退することはないと語った。

「この間のコメントは悪く解釈されたんだ。僕はシーズン後にやめたいなどとは言っていない。キャリアのどの時点にいるかと聞かれたから、35歳にもなればほぼ終わりだと答えたんだよ。でも、完全に終わりだとは言っていない」

「まだプレーを続けられるように願っている。今年みたいにすべての試合に出ることはできないだろうけどね。今年はとても満足しているんだ。すごくたくさんの試合に出たからね。でもおそらく、もう3日おきに試合をすることはできないだろう。どうなるかを見てみる。常に全力を尽くすよ。誰にでもあるように、いつか引退するときが来るまではね。ただ、それは今季終了後ではない」

「僕にはまだ、自分に管理を任せてくれる監督とやれるという幸運がある。試合後は少し痛みがあって、何日かは少し休むようにしてその痛みをやり過ごしているんだ。それから試合が近づいたときに、練習でより頑張るようにしているんだよ」

また、ネスタはミラノダービーについても振り返り、「僕らはひどい時期にあったけど、インテルもそれほど絶好調だとは思っていなかった。大きなチャンスだったし、僕らはシーズンのこの時期に逆転されるわけにはいかなかったんだ。だから、かなりの気迫でピッチへ向かったんだよ」とコメント。次節フィオレンティーナ戦について、次のように続けた。

「決定的な一戦の一つだと思う。ここで勝てば、あとは理論上やりやすい試合となる。インテル戦のときと同じメンタリティーで試合に臨みたいね。あのメンタリティーでピッチへ向かえば、結果を残し、リーグをかなり引き寄せられるはずだ」

一方、ミランMFクラレンス・セードルフは、ブラジル『Rede TV』のインタビューで、来夏にブラジルへ移籍する可能性があると認めた。コリンチャンスと最初の接触があったという。

「(元ブラジル代表FW)ロナウドとその可能性に着いて話した。ただ、今のところは仮定の話でしかない。今の僕はミランでリーグを制覇することだけを考えている。その後にどうなるかを見てみて、ミランやほかのクラブからのオファーを検討しよう」

「ブラジルは僕が愛しているところで、人生の一部をあそこで過ごしたいと思っている。ただ、それがいつになるかを言うには早すぎるけどね」

セードルフにはブラジル人の妻がおり、かつてはフラメンゴのファンだと明かしている。だが、ロナウドの仲介がコリンチャンス移籍を納得させることになるかもしれない。