韓国国会保健福祉委員会に所属するチュ・スンヨン民主党議員は6日、韓国政府が輸入中断の措置を下した群馬、栃木、茨城、福島の4県で生産されたホウレンソウなどの農作物が、韓国には2010年から11年3月までの間に輸入されていないことを明らかにした。

 食品医薬品安全庁が提出した「日本4県食品輸入現状」を分析し明らかにしたもので、政府の実効性のない輸入中断措置について、チュ議員は「国民をだましている」と批判した。複数の韓国メディアが報じた。

 韓国政府は3月25日、放射性物質により汚染された食品が国内に流入するのを防ぐため、4県で生産された農作物のうち、日本政府が出荷停止を指示した食品の輸入を暫定的に中断した。この政府の対応について、チュ議員は輸入されていない食品の輸入を中断し、安全対策を主張することは国民をだます行為だと述べた。

 一方、韓国政府は同地域で生産された加工食品は現在も輸入しており、清酒、パン類、みそ、カラメル色素など、3月14日から4月4日までの総輸入量は12万7859キロにのぼった。

 チュ議員は、「台湾は3月25日から日本5県で生産されたすべての食品の輸入を中断した。韓国政府は日本政府の様子ばかりうかがっている」と主張した。(編集担当:新川悠)



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