【サッカー】日本代表が南米選手権の出場を辞退

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サッカー日本代表にとって辛い決断が下された。その決断とは、地震の影響によるJリーグの日程変更により、招待されていた南米選手権への参加を辞退するというもの。簡単にいえば、南米の強豪国と本気の勝負をする場を失ったということである。

そもそも南米選手権とは、南米サッカー連盟が開催する国際大会。その名の通り南米での最強国を決める大会であるが、ユニークなことに1993年以降は北中米地区(アメリカやメキシコ)を中心に、毎回2国を招待しているのだ。日本も1999年に1度参加したことがあり、当時トルシエ監督が率いる日本代表は3戦戦って1分2敗。その後、トルシエ監督が解任寸前までいったというのは有名な話だ。

しかし今回の参加については、ワールドカップの実績もあり、また欧州で活躍する選手も多く、もしかしたら良い成績を収めることができるのではないか…と夢を描いていたサッカーファンも少なくはないだろう。本来であれば、コロンビア、ボリビア、アルゼンチンと戦う予定であり、普段より南米のチームと真剣勝負ができる機会の限られている日本にとって、貴重な機会だったことは間違いなかっただろう。

個人的には国内がこのように混乱し弱っている時だからこそ、日本を代表する選手達に大暴れして欲しかったという気持ちもある。しかし現実的には、Jリーグとの兼ね合いや、海外選手の招集問題もあり、満足な編成を組めない可能性が高く、辞退という決断は仕方がないようだ。願わくは、またいつか日本代表を招待してくれることがあればいいのだが。

(中山 記男) http://airoplane.net/