厚生労働省が発表した2月の毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)によると、2010年冬の賞与は全産業平均で前年比0.3%減の37万9292円で、2年連続の減少となったことが分かった。大幅な落ち込みとなった前年の冬の賞与(前年比9.3%減)に続いて厳しい支給状況となった。

 産業別に見ると、製造業(前年比5.2%増)、建設業(同4.4%増)、卸売業,小売業(同4.3%)などは増加し、医療,福祉(同8.0%減)、教育,学習支援業(同6.2%減)などが減少した。

 2月の1人当たりの現金給与総額は前年同月比0.3%増の26万4773円で、12カ月連続の増加となった。現金給与総額のうち、きまって支給する給与は、前年同月比0.1%減の26万1691円。所定内給与が同0.3%減の24万3321円、所定外給与が前年同月比3.5%増の1万8370円。賞与等の特別に支払われた給与は同31.1%増の3082円となっている。

 一方、残業などの1人当たりの所定外労働時間は、前年同月比1.0%増の9.9時間。製造業では、同8.2%増の14.7時間だった。

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