東日本大震災の影響で延期されていた『ダ・ヴィンチ電子書籍アワード2011』の発表会が、4月27日に開催されることになりました。

 ブックマガジン『ダ・ヴィンチ』(メディアファクトリー)が主催する同賞は、電子書籍元年にふさわしく、今年初めて設けられたもの。賞金100万円の大賞のほか、文芸賞、書籍賞、コミック・絵本賞などが決定します。当初は記者発表会と同時に、授賞式も予定されていましたが、こちらは中止に。

 審査員には、メディア・ジャーナリストの津田大介氏や歌手の一青窈などが名を連ねています。ノミネートには、iPad日本発売と同時に発表された、京極夏彦の『死ねばいいのに』や、坂本龍一の音楽を使った村上龍の"電子小説"『歌うクジラ』など、昨年話題となった作品ばかりです。

 栄えある第一回目の大賞はどの作品が受賞するのか? 電子書籍の未来を占ううえでも、結果が注目されるところです。

【文芸作品】
『歌うクジラ』(村上龍/グリオ)
『死ねばいいのに』(京極夏彦/講談社)
『暗獣』(宮部みゆき/中央公論新社)
『もしもし下北沢』(よしもとばなな/毎日新聞社)
『一歩を越える勇気』(栗城史多/サンマーク出版)

【書籍部門】
『元素図鑑 The Elements in Japanese』(セオドア・グレイ/Element Collection・創元社)
『図鑑NEO』(小学館)
『深海のとっても変わった生きもの』(藤原義弘/幻冬舎)
『GAIA What a wonderful world!』(テレビ東京ホールディングス)
『世界美術館』(E-ducation it)
『ことりっぷ』(昭文社)

【コミック・絵本部門】
『ママ、読んで!おやすみ前のおとえほん 〜読み聞かせ日本昔話〜』(エキサイト ジャパン)
『ヌカカの結婚/カルシノの贈り物/テロメアの帽子』(森川幸人/ムームー)
『センネン画報』(今日マチ子/NetMove)
『サイバーマンガ1号』(木ノ花さくや/CyberManga)
『銀河鉄道999 松本零士 まんが動画』(松本零士/MotionMedia)







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