ゲーム開発の中枢である開発室音楽面を支えるスタジオと、ビジュアルアーツ本社内の探検を進めてきましたが、まだ見ていない場所があります。それが1階にある倉庫と5階にある会議室。何もなさそうではあるのですが、実際はこれらの中にはビジュアルアーツのファンであれば垂涎のお宝が山のように眠っているのです。

なかなか入る機会がない場所なのですが、今回はビジュアルアーツを徹底的に調べ尽くすということで見せてもらいました。

詳細は以下から。
1階サンプル倉庫

「天使ちゃんの抱き枕カバー」や「クドのお風呂ポスター」など、ビジュアルアーツはいろいろな商品に版権を許諾を出しています。するとこれらの商品のサンプルが送られてくるわけですが、例え1商品につきサンプル1つ送ってくると考えても許諾を出した商品の数を考えると相当なもの。古い作品は継続していろいろな商品が作られ、さらに新しいゲームをリリースするとその商品が増え……というわけで、VA第一ビルの1階はサンプル倉庫になっていました。


「整理しようと思って通路を一度作ったのだが、搬入量が多くてなくなってしまった」というぐらいのボリューム。



奥行きも結構あります。


遠くに見える「クドわふたー ロングクッション」。


「リトルバスターズ!エクスタシー」のフィギュアのようです。


このダンボールにはトレカやストラップなどいろいろなものが入っている模様。


「いつかこれをきれいに陳列したい」とのこと。ファン垂涎の品が数多く眠っていそうな予感がするだけに、いつか「ビジュアルアーツ博物館」か何かを作ってまとめて展示して欲しいですね。



ちなみに、1階の残りスペースは駐輪場と駐車場になっています。



5階会議室

最後は5階の会議室。


入口横に飾られた絵はもともとは無着色でしたが、せっかくなのでアクリル彩色してもらったものだそうです。



中はこのようになっています。



ホワイトボードと、それをスキャンして画像化する機器。さすがに今は使っていないか……と思いきや、現役だそうです。


壁にはカレンダーやポスター、パズルが数多く飾られています。



このうち、パズルは馬場社長が作っては置いていくものだそうです。





これは藤島康介さんがほぼ一発描きしてくれたという「Angel Beats!」のゆりっぺ。


ビジュアルアーツ関連の資料がたくさん収められています。



コミック、文庫本、アンソロジーと多くの書籍がありますが、これでもすべては網羅していないとのこと。



コレはビジュアルアーツが出している情報誌visualstyleの最新号。ネットで最新号+全バックナンバーを読むことができます。


2009年に行われたKey10周年記念イベント「KEY 10th MEMORIAL FES,」の記念品として作られた限定のドンペリ瓶。



数々のサイン本。




トロフィーも。これはTECH GIANの2007年日本美少女ゲーム広告賞読者賞のもので、作品は「リトルバスターズ!」。この年、最優秀広告賞を受賞したのはLeafの「ToHeart2 AnotherDays」でした。


さらに面白いものはないかと探してもらったところ、CLANNADの台本を発見。



こちらはサイン入りですね。


この目のような印、読者からの情報によると石原立也監督のようです。


古河早苗役の井上喜久子さんのサイン。


春原陽平役の阪口大助さんのサイン。


藤林杏役の広橋涼さんのサイン。


これは「KSL Live World 2008」と「OTSU#02 - Organized Trance Sequential Unit -」のチケット。


特殊な緑カラーのPlayStation。開発専用機で門外不出の品。今後、PlayStation(無印)向けのゲームを作ることはもうないと思われますが、本体はこうして残っているというわけです。


アニメ「Angel Beats!」の全話台本。


テレビ放送されなかった14話のものまで、すべてあります。



こちらは全話の脚本。


6つもありますが、これはすべて同じ第2話の脚本。下になっているものがもっとも古く、まだタイトル未定で「麻枝企画 脚本ラフ修正版 5稿目」とあります。そこから「Angel Beats! 第2話 第1稿」となり、稿を重ねて第5稿で完成。


脚本会議では平行して番組関連のこともいろいろ決めていたようで、表紙には細かいメモが取られています。


最初はこのボックスを「Angel Beats!」に関するすべての資料入れにする予定だったそうですが、気付いたら脚本だけで埋まってしまっていたそうです。


この会議室で最新作「Rewrite」について、企画原案の樋上いたるさん、シナリオ担当の都乃河勇人さん、音楽担当の折戸伸治さんにお話を伺っていきたいと思います。こちらは後日掲載ですので、お楽しみに。

<後日のインタビュー記事へと続く……>


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