面接で答えると微妙な5つの“NGワード”

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 筆記試験やSPIは通る。けれども、面接が全く上手くいかない。

 「どうして?」

 そう思っている就職活動生は多いのではないでしょうか。
 どうしてそうなるのか。実はあなたの面接時の「質問」の仕方や、その答え方が微妙だからに他ならなりません。
 微妙である理由は様々です。面接必勝マニュアルを意識し過ぎているからなのかも知れないし、緊張から余計なことを言ってしまっていることもあるかも知れません。

 ここでは、面接で言うべきではないNGワードを『就活の学校 人事の本音、就活の誤解』(西尾太/著、メトロポリタンプレス/刊)からピックアップして紹介します。

NGワード1:「御社は第一志望群です!」
 そこまで志望度の高くない企業の面接で、「ここは第一志望ですか?」と言われたとき、どう答えますか? 「第一志望です」と言うと、内定をもらった場合、必ず入社しなくてはいけなくなるような気がするから、「第一志望群です!」と答えている人も多いはず。
 しかし、この「第一志望群」という言葉はNG。人事の立場からいうと、ガックリくるそうです。「群」という言葉を使わずに、「第一志望が3社ある」と言った方が、好感的だと西尾さんは言います。

NGワード2:「退職率はどのくらいですか?」
 退職率が低い会社は安定していて、高い会社は安定していない、と思ってしまいがちです。しかし、退職率が低いということは、オヤジが多い会社であるということ、つまり、年配者が辞めない分、ボトルネックがあるということです。若いうちから責任ある仕事をしたい人にとっては居づらい環境かも知れません。
 退職率をただ単に聞くのは、アラを探すような質問に聞こえて印象が悪くなるおそれがありますので、「退職率はどのくらいが適切ですか? 下げたいと思いますか?」という聞き方をしてみましょう。

NGワード3:「福利厚生や教育制度はどうなっていますか?」
 福利厚生や教育制度は触れない方がよいでしょう。こうしたことはたいていホームページに書かれており、「どうして事前に見ておかないの?」という風に思われます。もし聞く場合は、ホームページに書かれているものを読んだ前提の上で、「社内で効果のある教育制度にはどんなものがありますか?」と具体的に聞くといいでしょう。

NGワード4:「社風はどんな感じですか?」
 「社風はどんな感じですか?」と聞かれて、「悪いですね!」とか「ぎすぎすしていますよ!」と言う企業はほぼありません。むしろ「悪いですよ」と言われたら、就活生側がリアクションに困ってしまいますよね。
 例えば「部署間のコミュニケーションはどうやって図っていますか?」「上下の関係は厳しいですか?」といった形で具体的に聞くと、面接官も答えやすくなります。

NGワード5:「3年後には転職を考えています」
 現代はずっと同じ会社で働くよりも、転職しながらキャリアアップをしていくということが当たり前になっています。
 でも、さすがに「3年後には転職を…」と面接で宣言するのはNG。西尾さんは、そもそも3年ではステップアップすることができないといいます。新卒の学生さんが物になるのは早くて2年、それから成果を出すまで1年かかるとしても、投資としてはマイナスです。なので、3年で辞めてしまうと宣言することはやめておいたほうが良さそうです。

 いかがでしょうか。もし、面接中で使っているときは、少し気をつけてみてはいかがでしょうか。『就活の学校 人事の本音、就活の誤解』では他にもたくさんのNGワードを紹介していますが、そのいずれも、「相手が答えやすい質問」か「相手が理解しやすい回答」という基本的な部分を押さえていないものです。
 面接は、簡単にいえばコミュニケーションです。いくら「コミュニケーション力があります!」といっても、面接の場でコミュニケーション力の無さを露呈してしまったら意味はありません。本書を通して勉強してみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部/金井元貴)

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