総務省が発表した労働力調査(速報)によると、2月の完全失業率(季節調整値)は4.6%で前月から0.3ポイント改善した。一方、厚生労働省が発表した2月の有効求人倍率(季節調整値)は0.62倍で、前月を0.01ポイント上回った。有効求人倍率は10カ月連続の改善となった。

 新規求人倍率(季節調整値)は0.99倍で前月を0.03ポイント下回った。正社員有効求人倍率は0.40倍で、前年同月を0.11ポイント上回った。有効求人(季節調整値)は前月に比べて2.6%増、有効求職者(同)は横ばい。新規求人(原数値)は前年同月比22.9%増。

 新規求人を産業別に見ると、情報通信業(41.0%増)、製造業(30.1%増)、運輸業,郵便業(28.6%増)などで増加となった。

 都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)で最も高いのは福井県の1.04倍、最も低いのは沖縄県の0.31倍。

 男性の完全失業率は前月から0.5ポイント低下の4.8%、女性は同0.1ポイント上昇の4.3%となった。

 完全失業者数は前年同月比24万人減の300万人で、9カ月連続で減少した。完全失業者のうち「勤め先都合」は同28万人減の82万人、「自己都合」は前月同月と同じ水準の101万人となった。「勤め先都合」による失業者数は4カ月連続で20万人を超える減少となっている。

 就業者数は前年同月比38万人増の6223万人で、2カ月ぶりの増加。産業別に前年同月と比べると、卸売業,小売業(21万人増)、運輸業,郵便業(13万人増)、宿泊業,飲食サービス業(12万人増)、生活関連サービス,娯楽業(10万人増)などが増加。製造業(14万人減)、農業,林業(12万人減)、建設業(10万人減)などが減少した。

 なお、労働力調査(速報)は、東北地方太平洋沖地震の影響で、岩手県、宮城県、福島県の調査票を集計することが困難な状況となったため、3県以外の調査票を用いて全国の結果を集計したものとなっている。

2月の求人広告件数 11カ月連続で増加
大卒就職内定状況77% 過去最低水準
11年度の正社員採用 2割の企業で増加見込み

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